ホームページを作りたいけれど、制作会社に頼むと費用がかかる。今はAIを使えば簡単に作れると聞くし、自分で作ってしまおうか。整体院や整骨院の院長から、よくいただく相談です。
結論から言えば、集客を目的にするなら、整体院や整骨院のホームページは自作しないでください。AIを使えば、見た目の整ったホームページは誰でも簡単に作れます。けれど、集客できるホームページに必要な設計と知識は、AIでは補えないからです。
しかも、集客できない自作のホームページは、そのまま放っておくだけでなく、直すほどに散らかり、負の遺産として積み上がっていきます。この記事では、自作してよいホームページと自作してはいけないホームページの違い、そして自作してはいけない理由を、具体的にお伝えします。
それでは、見ていきましょう。
自作してよいホームページと自作してはいけないホームページ
ホームページを自作してよいかどうかは、ホームページに何を期待するかで決まります。

名刺代わりのホームページなら自作でよい
院の住所、電話番号、営業時間、料金が分かれば十分で、ホームページからの集客は期待しない。そういう名刺代わりのホームページであれば、AIを使って自作すれば十分です。費用をかけて制作会社に頼む必要はありません。
集客するホームページは自作をおすすめしない
一方で、ホームページから新規の予約を増やしたいなら、話はまったく違います。集客するホームページは、見た目ではなく、誰に何を伝え、どう予約につなげるかという設計で成果が決まるからです。この設計は、どれだけ優れたAIを使っても、院長に集客の知識と経験がなければ、作ることができません。
整体院と整骨院がホームページを自作してはいけない5つの理由
「自分でも作れそうだ」と感じること自体が、自作の一番の落とし穴です。AIやホームページ作成サービスのおかげで、見た目の整ったページは誰でも作れるようになりました。けれど、見た目が整うことと、集客できることは、まったく別の話だからです。ここでは、自作してはいけない5つの理由を、データとあわせてお伝えします。
1. 集客には誰に何を伝えるかの設計が要る
集客できるホームページは、デザインから作り始めるのではなく、設計から作り始めます。来てほしい患者さんを決め、その人に院の何を伝え、どんな順番で読んでもらい、どう予約につなげるのか。この設計がないまま作ったホームページは、きれいでも、誰の心にも届かないからです。
実際に、私はこれまで、治療院のホームページを数多く確認してきました。その中で、患者さんに選ばれる理由まで設計された中身を持つホームページは、ほんのわずかでした。ほとんどの院のホームページは、住所と料金、そしてどの院にも当てはまる言葉が並んでいるだけです。制作会社に頼んでもこの状態の院が多いのですから、設計の知識なしに自作して、その上を行くのは簡単ではありません。
AIに「整体院のホームページを作って」と頼めば、それらしい文章と構成が、数分で出てきます。しかし、AIは、あなたの院に来てほしい患者さんも、近くの競合院も知りません。出てくるのは、どの院にも当てはまる「平均的なホームページ」です。平均的なホームページは、近くの院と並べたとき、あなたの院を選ぶ理由になりません。
2. 院の強みは自分では事実として言葉にしにくい
患者さんに選ばれるホームページには、院の強みが、数字や資格、経歴といった客観的な事実として書かれています。けれど、院長自身が、自分の院の強みを事実として言葉にするのは、とても難しいのです。自分にとって当たり前のことほど、それが強みだと気づけないからです。
心理学では、これを「知識の呪い」と呼びます。ある分野に詳しくなるほど、知らない人の立場で物事を考えられなくなる、という現象です。毎日施術をしている院長にとって、「体のゆがみを確認してから施術する」「スポーツのけがを数多く診てきた」ことは当たり前です。しかし、患者さんにとっては、それこそが院を選ぶ決め手になります。
その結果、自作のホームページには、「丁寧な施術」「親身な対応」「お気軽にご相談ください」といった、どの院も書ける言葉が並びがちです。院の強みを、外からの目で掘り起こし、事実として言葉にするには、第三者の力が必要です。
3. 検索とマップとAIで見つけてもらう作りには専門の知識が要る
どれだけ良いホームページを作っても、見つけてもらえなければ、存在しないのと同じです。そして、見つけてもらうための作りには、専門の知識が要ります。
数字で見ると、その厳しさが分かります。米国のSEOツール会社Ahrefsが約140億のページを調べたところ、Googleから1件もアクセスがないページは96.55%にのぼりました。また、Backlinkoが400万件の検索結果を分析した調査では、検索結果の上位3つが全クリックの54.4%を占め、2ページ目がクリックされるのはわずか0.63%でした。検索で上位に表示されなければ、ホームページは、ほぼ誰にも見られないということです。
さらに、見つけてもらえたとしても、表示が遅ければ読まれません。Googleの調査では、スマートフォンでページの表示に3秒以上かかると、53%の人が離れてしまうとされています。写真を詰め込んだ自作のホームページは、表示が遅くなりがちです。
今は、検索とGoogleマップに加えて、ChatGPTやGoogleのAIで院を探す人も増えています。どんなページを作り、どうつなげ、院の情報をどう書けば、検索やマップやAIに見つけてもらえるのか。これは、片手間で身につく知識ではありません。
4. 広告のルールを踏まえた表現が要る
整骨院の広告は、柔道整復師法で書ける内容が決まっており、国の広告ガイドラインでは、「必ず治る」のような効果の言い切りや、ほかの院と比べて優れていると示す表現は、書くべきでないとされています。整体院でも、「治療」「治る」のような医療行為を思わせる表現には注意が必要です。ルールを知らずに自作すると、書いてはいけない表現が混ざりやすくなります。
AIに文章を書かせると、この危険はさらに高まります。AIは、読む人の心を動かそうとして、「劇的に改善」「たった1回で」といった強い言葉を使いがちだからです。表現の一つひとつを、ルールに照らして確認できなければ、知らないうちに、院の信用を損ねるホームページになってしまいます。くわしくは整骨院・整体院のホームページはどこから広告規制に引っかかる?で解説しています。
5. 自作のホームページは負の遺産になりやすい
自作で最も怖いのは、集客できないことそのものより、集客できないホームページが負の遺産として積み上がっていくことです。

集客につながらないと、院長はページを足したり、文章を書き換えたりします。けれど、設計がないまま手を加えるほど、ページのつながりは崩れ、何をどこに書いたのかも分からなくなっていきます。最後には作り直すしかなくなり、それまでにかけた院長の時間も取り戻せません。その時間は、本来なら施術にあてられたはずの時間です。
弊社が支援した東京都足立区の接骨院も、17年前に作ったホームページを使い続けていました。作り直したところ、ホームページ経由の新規予約は、作り直す前の月25件から月64件へ、約2.6倍に増えています。裏を返せば、作り直す前のホームページが、毎月それだけの予約を取りこぼしていたということです。集客できないホームページを持ち続けることは、毎月、見えない損失を出し続けることなのです。
自作してよいのはITとマーケティングの両方を専門にしてきた人だけ
集客するホームページを自作してよいのは、ITとマーケティングの両方を、それぞれ専門の仕事として長く続けてきた人だけです。

ここで言う専門とは、院のためにITを少しかじった、以前に少しだけシステムの仕事をしていた、という程度ではありません。ITを専業として10年、マーケティングを専業として10年。あわせて20年ほどの経験を持っているくらいでなければ、集客できるホームページを一人で作ることはできません。ITの知識だけでは、見た目の整った集客できないホームページになり、マーケティングの知識だけでは、検索やAIに見つけてもらえないホームページになるからです。
実際、私自身はマーケティングを専業として約10年続けてきました。それでも、自分の会社のホームページに自分で手を入れられるようになったのは、AIが出てきてからのことで、今もまだ少しずつできるようになってきた段階です。土台となるデザインや、WordPressでのサイトの構築などは、今もプロに任せています。マーケティングを仕事にしている人間でさえ、そうしているのです。施術を本業とする院長が、ITもマーケティングも一人で担うのは、現実的ではありません。
AIを使って作る場合に特に気をつけたいことは、治療院が丸投げでAIにホームページを作らせてはいけない3つの理由で詳しく解説しています。
集客するホームページは専門の会社に任せよう
集客を目的にするなら、ホームページは、治療院の集客を理解している専門の会社に任せましょう。結果として、そのほうが早く、確実に、安く、新規予約につながるからです。理由は4つあります。
1. 院長の時間は施術にあてたほうが売上になる
ホームページの自作には、想像以上の時間がかかります。作り方を調べ、文章を考え、写真を選び、見え方を直す。その時間は、本来なら施術にあてられたはずの時間です。例えば、1時間に2人を施術し、1人5,000円いただいている院なら、自作に100時間を使うと、100万円分の施術の機会を失う計算になります。院長が一番売上を生めるのは、ホームページづくりではなく、施術だからです。
2. 専門の会社には集客できる型がある
専門の会社は、どんな患者さんに、何を、どの順番で伝えれば予約につながるのかという型を、経験の中で持っています。院長が一から試行錯誤するより、その型の上に院の強みを乗せたほうが、はるかに早く成果が出ます。弊社が作り直した東京都足立区の接骨院のホームページでも、公開の翌日から検索の順位が反応し始め、ホームページ経由の新規予約は約2.6倍になりました。
3. 失敗して作り直す二重の費用を避けられる
自作で集客できず、結局作り直すことになれば、自作にかけた時間に加えて、作り直しの費用がかかります。最初から専門の会社に任せれば、この二重の費用を避けられます。安く済ませようとした自作が、結果として一番高くつくことは、決して珍しくありません。
4. 検索とAIの変化に合わせて直し続けられる
検索やAIの仕組みは、毎年のように変わっています。Googleは2022年だけでも、検索に4,000を超える改善を加えたと公表しています。院長が施術のかたわら、この変化を追い続けるのは現実的ではありません。専門の会社なら、変化に合わせてホームページを直し続け、集客できる状態を保てます。
制作会社を選ぶときは、見た目ではなく、集客の設計から作るかどうかで選ぶことが大切です。選び方は、整骨院・整体院のホームページ制作会社の選び方で詳しく解説しています。
整体院と整骨院のホームページの自作でよくいただく質問
WixやJimdoなどの作成サービスなら自作してもいいですか?
名刺代わりのホームページであれば問題ありません。ただし、集客を目的にするなら、使う道具が変わっても、この記事の5つの理由は変わりません。集客できるかどうかを決めるのは、道具ではなく、設計と中身だからです。
自作したホームページをあとから直してもらうことはできますか?
できます。ただ、一部を直すより、設計から作り直したほうが早いことも多くあります。自作のホームページは、ページのつながりや構造が整っていないことが多く、部分的に直しても、集客につながる形にはなりにくいからです。
費用をかけずに集客するホームページを作る方法はありますか?
費用をかけずに作ることはできても、集客できるホームページにすることは難しいのが実情です。まずは名刺代わりのホームページを自作して公開し、集客にお金をかけられる段階になったら、専門の会社に設計から任せる、という順番も一つの考え方です。
整骨院・整体院の集客なら、株式会社ネイクにお任せください
集客できるホームページを作りたいなら、ぜひ株式会社ネイクにご相談ください。
柔道整復師歴3年、コンサルタント歴9年、93社を支援した代表が全案件を担当



代表の松澤は、柔道整復師(平成24年取得)として接骨院で3年間、施術の現場に立ちました。その後、マーケティング支援会社のコンサルタントとして9年間、93社の集客を支援し、年間延べ4,000件のコンテンツ制作を支援してきました。セミナーの登壇は30回以上です。施術の現場とマーケティングの両方を知る代表が、最初のご相談から支援の最後まで、直接担当します。
AI検索における1位推薦率77.1%、新規予約は約2.6倍


支援した東京都足立区の接骨院は、AIに症状ごとに院を探す質問をした188件のうち145件で1番目に推薦され、ホームページ経由の新規予約が、作り直す前の月25件から月64件へと約2.6倍に増えました。狙った98のキーワードのうち、1位は0件から21件に、10位以内は13件から65件に増えています。
口コミ37件でGoogleマップ1位、広告費0円で新規集客は月30件以上

岩手県矢巾町の整体院は、口コミ37件で、口コミが177件の院を抑えて「矢巾 整体院」のGoogleマップで1番目に表示されています。近隣7エリアで上位に表示され、広告費0円で、新規集客は月30件以上です。
1つの地域で支援するのは1院だけ

同じ地域で支援するのは、1院だけです。ご契約中は、近くの院からのご依頼をお断りしています。先にお申し込みいただいた院を優先しているため、あなたの地域がまだ空いているうちに、一度ご相談ください。
ご相談から最後まで、代表の私が必ず担当します

コンサルタントとして9年間、93社の集客を支援してきた代表の松澤が、最初のご相談から支援の最後まで直接担当します。ご相談は無料です。

