集客の方法はたくさん紹介されているのに、自分の院で本当に成果が出るのかが分からない。整骨院・整体院の院長が知りたいのは、方法の一覧よりも、実際に成果が出た院が何をしたかではないでしょうか。
この記事では、弊社が支援した整骨院・整体院の集客成功事例を2つ、数字とあわせて紹介します。1つは、ホームページを作り直して、新規予約が2か月で約2.6倍になった東京都の接骨院。もう1つは、ポータルサイト頼みの集客から抜け出し、広告費0円で予約を倍増させた岩手県の整体院です。
2つの事例に共通するのは、広告に頼らず、検索、Googleマップ、AIで「見つけてもらい、選ばれる」仕組みを作ったことです。事例の結果だけでなく、何をしたのか、自院で再現するには何から始めればよいのかまで、お伝えします。
それでは、見ていきましょう。
整骨院・整体院の集客成功事例2選
まずは、2つの事例の結果と、取り組んだことを紹介します。
事例1 ホームページの作り直しで新規予約が約2.6倍になった東京都足立区の接骨院

東京都足立区の接骨院は、17年前に作ったホームページを作り直し、2か月でホームページ経由の新規予約が月25件から月64件へと約2.6倍に増えました。

| 項目 | 作り直す前 | 作り直した後 |
|---|---|---|
| ホームページ経由の新規予約 | 月25件 | 月64件 |
| 検索からのクリック | 1日51件 | 1日159件 |
| GoogleのAI機能での表示回数 | 1日294回 | 1日3,521回 |
| AIに院を探す質問をしたときの1位推薦率 | 測定していない | 77.1% |
取り組んだことは、主に3つです。
- 悩みごとのページを120本以上作った:「足の甲が痛い」「アキレス腱炎」など、患者さんが実際に検索する悩みごとにページを作り、院がしていることを具体的に書いた
- 予約までの流れを整えた:スマートフォンで予約のボタンがすぐに見つかるようにし、初回の流れと料金を予約の前に分かるようにした
- AIが参照できる事実を書いた:院長の経歴、得意な悩み、施術の流れを具体的に書き、ChatGPTやGoogleのAIモードに院を推薦されるようにした
悩みごとのページは、AIに院を探す質問をした188件のうち145件で1番目に推薦される結果にもつながりました。AI検索がきっかけで、他県から来院する患者さんも出ています。この事例の詳細もご覧ください。
事例2 広告費0円で予約を倍増させた岩手県矢巾町の整体院

岩手県矢巾町の整体院は、ポータルサイトに頼った集客から抜け出すため、ホームページを新しく作り、広告費0円で毎月の予約件数を倍増させました。今では岩手県内に3店舗を構えています。

Googleマップでも、口コミ37件で「矢巾 整体院」の1〜2位を保っています。競合の院には口コミが100件を超えるところもありますが、口コミの数ではなく、選ぶ理由が具体的に伝わることで選ばれています。
取り組んだことは、主に2つです。
- マーケティングの観点を取り入れたホームページを作った:見た目を整えるだけでなく、検索で見つけてもらい、予約につなげることを前提に、ホームページを一から設計した
- 悩みごとに、価値のあるページを作った:「捻挫 整体」「ランナー膝 整体」など、悩みで探す人に向けて、ほかの院にはない具体的な内容のページを作った
この事例の詳細もご覧ください。
成功事例から読み解ける集客のヒント
集客は、見つけてもらう、選ばれる、予約してもらう、また来てもらうの4つの段階で進みます。2つの事例で、弊社が主に支援したのは、このうち1〜3の段階です。それぞれの段階で、具体的に何をしたのかを見ていきます。4つの段階については、整骨院・整体院で集客できない4つの原因で詳しく解説しています。
見つけてもらう段階のヒント:悩みの言葉で探す人への入口づくり
2つの院が最も力を入れたのは、患者さんが実際に検索する「悩みの言葉」ごとに、ページを作ることでした。

東京都足立区の接骨院は、悩みごとのページを120本以上作りました。9月の検索での表示回数のうち、61.1%が、こうした悩みのページから生まれています。たとえば「足の甲が痛い」という検索では、9月の27日間で16,381回、院のページが表示されました。
岩手県矢巾町の整体院も、「捻挫 整体」「腸脛靭帯炎 整体」「腰椎分離症 整体」「野球肩 整体」「ランナー膝 整体」のように、スポーツのけがを中心とした悩みごとにページを作りました。院の得意な分野に絞って悩みのページを積み上げたことで、地域名の検索だけでなく、悩みの検索でも上位に表示されています。
院の名前を知らない人は、悩みの言葉で検索します。悩みのページは、その人と院をつなぐ入口になります。
選ばれる段階のヒント:口コミの数より、院長の言葉と経験
2つの院は、口コミの数で競うのではなく、院長の言葉と経験をページに書くことで選ばれています。

東京都足立区の接骨院の悩みのページには、院長の家族の経験を交えて書いたものがあります。どこにでもある説明ではなく、その院でしか書けない話があることで、読んだ人が「この院に相談したい」と感じるページになっています。
岩手県矢巾町の整体院は、Googleの口コミが37件です。口コミが100件を超える競合の院があるなかで、「矢巾 整体院」のGoogleマップで1〜2位を保っています。口コミの数が少なくても、院の事実と考え方が具体的に書かれていれば、選ばれます。
予約してもらう段階のヒント:予約の前に、初めての人の不安をなくすこと
東京都足立区の接骨院は、17年前に作ったホームページを作り直す際に、初めての人が予約までに感じる不安を、1つずつなくしていきました。
- スマートフォンで、予約のボタンがどのページからもすぐに見つかるようにした
- 初回の流れと料金を、予約の前に分かるようにした

その結果、1日で7件の新規予約が入る日も出てきました。見つけてもらい、選ばれても、予約の手前で不安が残っていれば、患者さんは離れてしまいます。
成功事例に共通する3つのこと
2つの事例から、整骨院・整体院の集客で成果を出すために共通していることを、3つにまとめます。
1 悩みの細分化と、1つの悩みに1つのページ
1つの悩みに1つのページを作ることは、マーケティングの言葉で言えば、セグメンテーションとターゲティングです。患者さんを悩みごとに細かく分け、その悩みを持つ人だけに向けて、1つのページを作る。2つの院が成果を出せたのは、この作業を徹底したからです。
たとえば「膝の痛み」をひとまとめにしたページは、誰にでも当てはまる分、誰の心にも刺さりません。ランニングで膝の外側が痛む人と、成長期に膝の下が痛む子どもとでは、知りたいことも不安もまったく違うからです。「ランナー膝」「オスグッド」のように悩みを細かく分け、その悩みを持つ人が知りたいことに答えるページを作ると、読んだ人は「自分のことが書いてある」と感じます。
悩みを曖昧にしたまま、構造を考えずにページを増やしても、集客にはつながりません。どの悩みを持つ、どんな人に向けたページなのかを1本ずつ決め、丁寧に作る。手間はかかりますが、東京都足立区の接骨院は120本以上、岩手県矢巾町の整体院もスポーツのけがを中心に、この作業を1本ずつ積み上げました。
2 一般論ではない、院の経験から生まれる独自性
2つの院のページに書かれているのは、どこにでも書いてある一般論ではなく、その院の経験から生まれた事実です。院長の経歴、施術の考え方、院長の家族の経験などです。
「腰痛の原因は〇つ」「ストレッチが効果的」といった一般論だけのブログは、世の中にあふれています。患者さんから見れば、どの院のブログも同じに見え、その院を選ぶ理由になりません。しかも、一般論はAIが答えてくれる時代です。AIで済む情報しか書いていないページは、これから読まれる意味がますます薄れていきます。
独自性は、その院の経験からしか生まれません。院長がこれまでに向き合ってきた患者さん、施術で大切にしていること、自分や家族の経験。院の中に眠っている経験から、患者さんの役に立つ事実を取り出してページに書くことが、これからのマーケティングで最も重要な作業です。
独自の事実が書かれたページは、AIにも選ばれます。東京都足立区の接骨院は、AIに院を探す質問をした188件のうち145件で1番目に推薦され、GoogleのAI機能での表示回数は1日294回から3,521回へと、約12倍に増えました。
3 マーケティングの成果を出すためのホームページ

2つの院の成果の土台は、ホームページです。ホームページは、作ったら終わりと思われ、後回しにされがちです。しかし、検索、Googleマップ、AIのどれも、院のホームページに書かれた情報をもとに院を評価します。ホームページを整えることが、3つすべてに効くのです。
岩手県矢巾町の整体院は、Googleの検索、Googleマップ、AI検索のすべてで、「矢巾 整体院」の上位に表示されています。広告費は0円です。ポータルサイト頼みの集客から抜け出し、今では岩手県内に3店舗を構えるまでになりました。
ただし、ホームページなら何でもよいわけではありません。よく見かけるのが、デザインだけがおしゃれなホームページや、「たった1回で」「今すぐ予約を」と煽る言葉が並んだテンプレートのようなホームページです。こうしたホームページは、患者さんが知りたいことに答えていないので、読まれず、興味を持たれず、選ばれません。使っている時点で、集客の成果は期待できません。
成果を出すには、ホームページを、マーケティングの観点で作られたホームページに変える必要があります。誰の、どんな悩みに応える院なのかを決め、その人が知りたいことに、院の経験から生まれた事実で答える。2つの院の成果は、ホームページをこの形に変えたところから始まりました。
具体的な集客の方法は、整骨院・整体院が新規集客を増やす30の方法でも紹介しています。
整骨院・整体院の集客成功事例についてよくいただく質問
最後に、よくいただく質問に答えます。
成果が出るまで、どれくらいかかりますか?
東京都足立区の接骨院は、ホームページを作り直した翌月から新規予約が増え始め、2か月で約2.6倍になりました。
ただし、成果が出るまでの期間は、地域の競合の数や、今のホームページの状態によって変わります。まずは3か月、数字の変化を確認してください。
小さな町の院でも、同じように成果は出ますか?
出ます。岩手県矢巾町の整体院は、人口3万人を切る町で、近隣7エリアで上位に表示され、予約を倍増させました。
小さな町ほど競う相手が少ないので、悩みごとのページを積み上げると、早く上位に表示されることがあります。
口コミが少なくても、成果は出ますか?
出ます。岩手県矢巾町の整体院は、口コミ37件で、口コミが100件を超える競合を抑えて1〜2位を保っています。
口コミの数を急いで増やすより、ホームページとGoogleマップで、選ぶ理由を具体的に伝えることを優先してください。
ポータルサイトをやめても、患者さんは減りませんか?
自院のホームページとGoogleマップで見つけてもらう仕組みができてから、ポータルサイトを減らしていけば、患者さんは減りません。
岩手県矢巾町の整体院も、自院のホームページで見つけてもらえるようになってから、ポータルサイト頼みの集客を抜け出しました。
自分の院でも成果が出るか、相談できますか?
できます。今の検索、Googleマップ、AIでの見え方を確認し、どの段階で止まっているかを一緒に整理します。ご相談は無料です。
整骨院・整体院の集客なら、株式会社ネイクにお任せください

自院でも成功事例を再現したいなら、ぜひ一度ご相談ください。
検索、Googleマップ、AIで見つけてもらい、選ばれる仕組みづくり
2つの事例と同じように、悩みごとのページと、選ぶ理由が伝わるホームページで、検索、Googleマップ、AIのすべてで見つけてもらい、選ばれる仕組みを作ります。
1位推薦率77.1%、新規予約は約2.6倍


支援した東京都足立区の接骨院は、AIに症状ごとに院を探す質問をした188件のうち145件で1番目に推薦され、ホームページ経由の新規予約が、作り直す前の月25件から月64件へと約2.6倍に増えました。
ご相談から最後まで、担当は代表1人

約10年、93社の集客を支援してきた代表の松澤が、最初のご相談から支援の最後まで直接担当します。ご相談は無料です。

