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整骨院・整体院のLLMO対策|AIに選ばれる院がやっていること

松澤 大輔執筆者松澤 大輔株式会社ネイク 代表取締役

整骨院・整体院が、AI検索で患者さんに選ばれるには、何をすればいいのでしょうか。

結論から言えば、良質なコンテンツを作ることです。それ以外にありません。

AI検索のための特別な対策があるわけではありません。実際に、AI検索で結果が出ている院がやっているのは、SEO対策としてやってきたことと同じです。

拍子抜けした方もいるかもしれません。構造化データを入れる、結論から書く、更新頻度を上げる。LLMO対策として言われていることは、他にもたくさんあります。ただ、それらがAIの推薦を左右したという公開データを、私は見つけられていません。効果がないと言い切るつもりはありませんが、決め手ではないと考えています。

実際に、弊社が支援した東京都足立区の接骨院では、ホームページの作り直しに合わせて、URLの正規化や301リダイレクト、トップページのメッセージの組み立て直しなど、やるべきことはひと通り行いました。そのなかで、成果に特に貢献したのが良質なコンテンツです。その結果、症状ごとにAIへ質問した188件のうち145件で、この院が1番目に推薦されています。ホームページ経由の新規予約も、月25件から64件に増えました。

では、その良質なコンテンツを、どう作ればいいのでしょうか。

今回は、良質なコンテンツの作り方と、それをどうLLMOの成果につなげるのかを解説します。

私は約10年間コンテンツマーケティングの分野に身を置き、多いときは年間延べ4,000件前後のコンテンツ制作に携わってきました。ここに書くのは、支援した院で実際に起きたことと、そこから分かったことだけです。

それでは、内容を見ていきましょう。

LLMO対策で成果が出た整骨院・整体院の事例

弊社の支援によって成果を出したクライアントの事例を紹介します。

足立区の接骨院|HP経由の新規予約が、月25件から64件に

東京都足立区のアスリートゴリラ鍼灸接骨院の事例です。

2026年8月5日に、17年前に作ったホームページを全面的に作り直しました。その後、ホームページ経由の新規予約は月25件から64件になっています。かけた広告費は0円です。

新規予約数の推移。6月24件、7月25件、8月48件、9月64件。8月5日にサイトを作り直した
新規予約数の推移。サイトを作り直した8月に48件、9月に64件

予約が増えた要因の1つが、AIから推薦されるようになったことです。

推薦とは、患者さんがAIに院を探す質問をしたとき、AIの回答の中で「ここに行くとよい」と院の名前が挙がることです。

この院では、対応している症状ごとに、次の形の質問文を作りました。

足立区で{症状名}に強い接骨院はどこですか?

この質問文をChatGPTとGoogleのAIモードに投げて、回答の中でこの院が何番目に挙がるかを、1件ずつ記録しました。その結果は、次のとおりです。

症状ごとの質問文でAIがこの院を何番目に挙げたか。全188件のうち1番目に推薦145件、2番目以降で推薦24件、出てこない19件
全188件のうち145件、77.1%で1番目に推薦されていた

全188件のうち145件、77.1%で、AIはこの院を1番目に推薦していました。2番目以降も含めれば169件、全体の9割で推薦されています。

AIの回答の中に出る回数も増えています。Googleの生成AI機能(AI OverviewsとAIモード)での表示回数は、次のように伸びました。

生成AI機能での表示回数の推移。8月5日のサイト公開当日127回から、4日後の8月9日に2,331回、18.4倍に増えた
公開当日127回から、4日後に2,331回

公開当日の127回が、4日後には2,331回。18.4倍です。実際に、AI検索をきっかけに他県から来院された方もいらっしゃいました。

矢巾町の整体院|口コミ37件で、AIに1番目か2番目に挙がる

岩手県矢巾町のがじゅまる整体院の事例です。

人口3万人を切る町で、ホームページ経由の新規予約が月平均30件以上になりました。予約件数は倍増し、いまは県内3店舗まで広がっています。

この院も、AIに聞けば名前が挙がります。質問文は、次の3つです。

  • 矢巾でおすすめの整体院はどこですか?
  • 矢巾で肩こりに強い整体院はどこですか?
  • 矢巾で腰痛に強い整体院はどこですか?

3つの質問のいずれでも、この院は1番目か2番目に挙がります。Googleマップの検索でも、「矢巾 整体院」で1位か2位を維持しています。

注目してほしいのは、口コミの数です。この院のGoogle口コミは37件。周辺には、口コミを100件以上持つ治療院もあります。それでも、AIの回答でも地図でも、この院が上に挙がっています。

口コミの数を増やすより先に、やるべきことがある。院の強みと実績を、患者さんが判断できる形でページに書くことです。それをやっていれば、AI検索で成果は出ます。この院は、それを証明してくれた事例です。

整骨院・整体院のLLMO対策とは

ここからは、LLMO対策とは何か、何が成果を決めるのかを整理します。

LLMO対策とは、AIの回答の中で推薦される状態を作ること

LLMO(Large Language Model Optimization)とは、AIが生成する回答の中で、自院が推薦される状態を作る取り組みです。AIO対策、GEO対策、AEO対策とも呼ばれますが、指しているものは同じです。

SEO・MEOとの関係を整理すると、こうなります。

施策 何を取りに行くのか
SEO対策 検索結果のページで、上位に表示されること
MEO対策 Googleマップの検索結果で、上位に表示されること
LLMO対策 AIが書いた回答の文章の中で、院として挙げられること

AIに院を探す質問をすると、回答はこのような形で返ってきます。

AIに「足立区で足首の捻挫に強い接骨院はどこですか」と聞いたときの回答のイメージ。3つの院が理由つきで挙がり、1番目の院が推薦されている
AIは院を2〜3に絞り、理由をつけて挙げる

検索結果は、10件のリンクが並んだ一覧でした。患者さんは、その中から自分で選びます。AIの回答では、AIがすでに絞り込んだ2〜3院が、理由つきで示されます。この中に入ること、できれば1番目に挙がることが、LLMO対策のゴールです。

LLMO対策で重要なのは、推薦を得ること

LLMO対策で目標にすべきなのは、推薦されることです。引用されるだけでは、来院にはつながらないからです。

引用と推薦の違い。引用は情報の根拠として記事が使われた状態、推薦は「ここに行くとよい」と院名が挙がった状態
読まれていることと、選ばれていることは別である

AIの回答には、サイトが「引用」されることと、院が「推薦」されることの2種類があります。引用は、症状の説明をはじめ、さまざまな情報の根拠として記事が使われることです。推薦は、「ここに行くとよい」と院の名前が挙がることです。

来院につながるのは、推薦です。LLMO対策では、推薦を得ることを目標にしてください。

成果を決めるのは、良質なコンテンツ

推薦される院と、されない院を分けているのは、コンテンツが良質かどうかです。

弊社は、良質なコンテンツを次のように定義しています。

良質なコンテンツとは、ユーザーの人生の質を向上させるもの

治療院に置き換えれば、読んだ患者さんの状態が、読む前より良くなるコンテンツのことです。詳しくは良質なコンテンツとはユーザーの人生の質を向上させるものに書きました。

Googleも、同じ方向のことを公式に書いています。

AI機能で良好なパフォーマンスを発揮するために必要な追加の要件はありません。
引用:Google 検索セントラル

AIに向けて特別なことをするのではなく、患者さんに向けて良質なコンテンツを作る。それが結果として、AIの推薦にもつながります。

ただし、良質なコンテンツの中身は、AIの時代に合わせて更新する必要があります。かつては、正確で、網羅的で、整理された情報を出せば、それが良質なコンテンツでした。その基準のまま作っても、いまは推薦につながりません。そうした情報は、AIが自分で答えられるからです。

では、いま作るべきなのは、どんなコンテンツなのでしょうか。

作るべきなのは、推薦に値する客観的事実が証明されたコンテンツ

AIが推薦の根拠にできるのは、その院にしか書けない客観的事実です。

ページに書く内容は、2つの軸で4つに分けられます。誰でも書けることか、その院にしか書けないことか。主観的なことか、客観的なことか。

誰でも書けるか、その院にしか書けないかと、主観的か客観的かの2軸で分けた図。推薦の根拠になるのは、その院にしか書けない客観的事実だけ
推薦の根拠になるのは、その院にしか書けない客観的事実

誰でも書ける客観的な情報、つまり症状の仕組みや原因、セルフケアの説明は、AIが自分で答えます。支援した接骨院でも、AIの回答の中での露出が多い寝違えのページはクリック率0.28%、露出の少ないトップページは5.52%でした。症状の説明を知りたいだけの人は、AIの回答を読めば用が済むからです。

主観的なことは、誰が書いても、その院が書いても、患者さんとAIには確かめようがありません。「丁寧な施術」も「地域で一番の技術力」も、推薦の根拠にはなりません。

残るのは、右上です。その症状の施術人数、施術者の資格と経歴、受付時間と料金。その院にしか書けない客観的事実が証明されたコンテンツを作ること。これが、AIの時代の良質なコンテンツです。次の章で、その作り方を説明します。

整骨院・整体院がLLMO対策で新規集客をする方法

支援した院で実際に進めた方法は、次の3つです。

  • 目標にするプロンプトを設計する
  • 推薦を得るための客観的事実を洗い出す
  • 客観的事実が伝わる良質なコンテンツを作る
LLMO対策で新規集客をする3つの方法。STEP1 目標にするプロンプトを設計する、STEP2 推薦を得るための客観的事実を洗い出す、STEP3 客観的事実が伝わる良質なコンテンツを作る。その結果、AIに推薦され、新規の予約につながる
推薦されたい質問を決め、根拠を集め、ページで伝える

それでは、1つずつ見ていきましょう。

目標にするプロンプトを設計する

最初に、どんな質問でAIに推薦されたいのかを決めます。これが目標のプロンプトです。

AIが推薦する院は、質問の中身によって変わります。どの質問で推薦されたいのかが決まっていなければ、何をページに書けばいいのかも決まりません。

プロンプトは、患者さんが院を探すときの質問を想定して、次の型で作ります。

{地域名}で{症状名}に強い接骨院はどこですか?

このとき、需要があるかどうかを先に確かめてください。その質問をする患者さんがいなければ、推薦されても予約にはつながらないからです。

AIへの質問の数は、いまのところ直接は調べられません。代わりに、同じ悩みを持つ人がGoogleで何回検索しているかを見ます。「{地域名} {症状名}」のような検索キーワードの月間検索ボリュームを、Googleのキーワードプランナーなどで調べれば、需要のおおよその大きさが分かります。

そのうえで、どのプロンプトを目標にするかを、3つの視点で絞り込みます。

目標にするプロンプトを決める3つの視点。市場(患者さんが求めている)と自院(自院が得意としている)が重なり、競合(他院がすでに応えている)と重ならない領域でプロンプトを決める
患者さんが求めていて、自院が得意で、他院がまだ応えていない領域を探す

市場、自院、競合の3つです。マーケティングで3C分析と呼ばれる考え方です。患者さんが求めていて、自院が得意としていて、他院がまだ十分に応えていない。この重なりが、その院が選ばれる理由になる領域です。目標にするプロンプトは、この領域の中から決めます。

プロンプトが決まれば、作るべきページも決まります。1つのプロンプトに、それに答える1つのページが対応します。

推薦を得るための客観的事実を洗い出す

次に、そのプロンプトでAIが自院を推薦できる根拠を、客観的事実として洗い出します。

客観的事実とは、誰が読んでも同じように受け取れる事実のことです。「地域No.1」「確かな技術」のような自己申告は、患者さんにもAIにも確かめようがありません。推薦の根拠になるのは、確かめられる事実です。

洗い出す事実は、次の4つに分けると漏れがありません。

事実の種類 洗い出すもの
実績 開業した年、累計の施術人数、その症状に限った施術人数
人 施術者の資格と取得した年、経歴、スポーツチームやイベントへの帯同の回数
施術の中身 その症状に対して実際に何をするか、通う期間の目安
条件 受付時間、休みの日、料金と初回の総額、保険が使える範囲、駅からの距離、駐車場、予約の要否

同じ中身でも、主観的な解釈として書くか、客観的な事実として書くかで、伝わり方はまったく変わります。

主観的な解釈(推薦の根拠にならない) 客観的な事実(推薦の根拠になる)
多くの患者さんに選ばれています 2015年の開業から、累計8,400人を施術しています
捻挫の施術が得意です 足首の捻挫の施術は、昨年1年間で120件でした
経験豊富な院長が施術します 院長は柔道整復師になって15年。地元の高校サッカー部に5年間帯同しています
一人ひとりに合わせた施術をします 初回は40分。お話を伺い、検査をしたうえで施術し、通う期間の目安をお伝えします
夜遅くまで営業しています 平日は20時まで受け付けています。土曜は17時まで、日曜は休みです

左側は、どの院のサイトにも書けます。右側は、その院にしか書けません。AIが推薦の根拠にできるのは、右側です。

数字は、数え方まで確かめておきます。カルテの通し番号なのか、延べ人数なのか、実人数なのか。数え方が分かる数字は、検証できる事実になります。

こうした事実の多くは、院長の頭の中とカルテの中にあります。書き出してみると、院の中では当たり前すぎて、外に出していなかったことが見つかるはずです。

客観的事実が伝わる良質なコンテンツを作る

最後に、洗い出した事実を、目標のプロンプトに答えるページとして形にします。

進め方は、次の3つです。

  1. プロンプトごとに、答えになるページを1つ決める
  2. そのページに、プロンプトに関わる事実をそろえる
  3. 事実を、本文の文字で読み取れる形に書く

1つ目は、プロンプトとページの対応です。「足立区で足首の捻挫に強い接骨院は」というプロンプトには、足首の捻挫のページが答えます。対応している症状を一覧に並べるだけでは、どの症状にも答えるページがない状態になります。

2つ目は、事実の選び方です。足首の捻挫のページなら、捻挫の施術件数、施術の中身と通う期間の目安、スポーツでのけがへの対応、受付時間と料金。その症状で院を選ぶ人が知りたい事実を、そのページの中にそろえます。

3つ目は、書き方です。画像の中にだけ書いてある、表の形が崩れている、「詳しくはお問い合わせください」で止まっている。こうなっていると、患者さんもAIも読み取れません。実際に、別の院で測ったとき、1番目と2番目を分けていたのは受付時間の書き方でした。2番目の院のサイトにも時間の見出しはあったのですが、何時から何時までかが読み取れる形になっていませんでした。

症状ごとのページの書き方は、症状ページの書き方にまとめています。全部を一度に作る必要はありません。需要の大きいプロンプトから、1ページずつ増やしてください。

整骨院・整体院からよくいただくLLMO対策の質問

最後に、整骨院・整体院の院長からよくいただく質問に答えます。

LLMO対策とAIO対策、GEO対策は、何が違いますか?

指しているものは同じです。

もともとの言葉の意味には、少しずつ違いがあります。

呼び名 もともとの意味
LLMO(Large Language Model Optimization) ChatGPTなどの大規模言語モデルに向けた最適化
AIO(AI Optimization) AI全般に向けた最適化。GoogleのAI Overviewsへの対策を指すこともある
GEO(Generative Engine Optimization) 生成AIを使った検索エンジンに向けた最適化
AEO(Answer Engine Optimization) 質問に直接答える仕組みに向けた最適化。音声検索などから広がった言葉

ただ、実際にやることは、ほとんど同じです。どれも、AIの回答の中で自院の情報が扱われるようにする取り組みを指しています。

この記事では、AIの回答の中で院として推薦される状態を作ることを、LLMO対策と呼んでいます。呼び名より、何を目標にしているかを確かめてください。

SEO対策やMEO対策とは、別に取り組む必要がありますか?

本質的には、別に取り組む必要はありません。SEOも、MEOも、LLMOも、本質は同じだからです。

本質を押さえれば、SEO・MEO・LLMOのすべてに効くことを示す図。患者さんに価値を提供し、その価値が伝わる形にするという本質から、SEO、MEO、LLMOの3つに矢印が伸びている
本質は1つ。その結果が、検索・地図・AIのそれぞれに出る

本質とは、患者さんに価値を提供すること。そして、その価値が伝わる形にすることです。これをやっていれば、検索でも、地図でも、AIの回答の中でも結果は出ます。足立区の接骨院と矢巾町の整体院が、それを示しています。それぞれの進め方は、SEO対策の記事とMEO対策の記事で紹介しています。

ただし、細かいテクニックの部分には違いがあります。テクニックの領域まで徹底してこだわりたいなら、それぞれ別に取り組む必要があります。

弊社は、そこまでは必要ないと考えています。そのため、SEO・MEO・LLMOをまとめて進めています。

AIに引用されていれば、対策はできていると考えていいですか?

引用ではなく、推薦されているかを見てください。来院につながるのは、推薦だからです。

AIの回答の出典として記事が使われていても、その回答が最後にすすめているのが別の院、ということは起こります。「AIに載っています」という報告を受けたときは、それが引用なのか推薦なのかを確かめてください。

よくある質問(FAQ)のページを作れば、AIに選ばれますか?

FAQという形より、答えに何を書くかが大事です。

質問と答えの形は、AIにも読み取りやすい形です。ただ、答えが誰でも書ける一般論なら、推薦の根拠にはなりません。

FAQを作るなら、答えの中に、その院の客観的事実を入れてください。「初回はいくらか」「何時まで受け付けているか」「その症状をどれくらい施術してきたか」。院を選ぶ人が知りたい質問に、事実で答えます。

構造化データやllms.txtは入れたほうがいいですか?

入れても構いませんが、優先順位は低いと考えています。

構造化データやllms.txtがAIの推薦を左右したという公開データを、私は見つけられていません。支援した院で成果につながったのは、ページに書いた中身のほうです。

限られた時間を使うなら、先に、推薦の根拠になる客観的事実をページに書いてください。

症状を説明する記事は、もう書かなくていいですか?

書くべきです。ただし、説明で終わらせず、良質なコンテンツにしてください。

目指すのは、その症状について調べている人にとって、最高の品質のコンテンツです。症状の仕組みや原因を説明するだけなら、AIが答えます。その先の、読んだ人が「この院に行けば大丈夫だ」と判断できるところまで作ってください。

そしてLLMO対策で重要なのは、そのコンテンツに、あなたの院の客観的事実をどれだけ反映させられるかです。その症状を何人施術してきたのか。実際に何をして、どれくらいの期間で通うのか。そこまで書いてあるページが、推薦の根拠になります。

AIを使って、症状の記事を量産してもいいですか?

AIに丸投げして量産するのは、おすすめしません。AIに書かせただけのページで、AIに選んでもらうことはできないからです。

AIに丸投げすると、どこの院のサイトにも書いてあることが出てきます。それは、AIがすでに回答の中で言えてしまう内容です。理由は治療院が丸投げでAIにホームページを作らせてはいけない3つの理由に書きました。

一方で、ある程度の労力をかけて、一定の品質を保てる形でAIを使うなら、量産は問題ありません。院長が事実を洗い出し、構成を決め、AIには文章を整える役を任せる。弊社では、こうした進め方も支援しています。興味があれば、お問い合わせください。

「治ります」「地域No.1」のような表現は使えますか?

効果を保証する表現や、根拠を示せない最上級の表現は避けてください。

こうした表現は、患者さんにもAIにも確かめようがなく、推薦の根拠になりません。そのうえ、施術の効果を保証する書き方は、法令や業界のルールで制限されています。

言いたいことは、客観的事実に置き換えられます。「地域No.1」ではなく「開業から何年、累計何人を施術してきたか」。表現に迷うときは、関係する法令やガイドラインを確認するか、専門家に相談してください。

口コミは増やしたほうがいいですか?

増やすに越したことはありませんが、先にやるべきことがあります。

矢巾町の整体院のGoogle口コミは37件で、周辺には100件以上の院もあります。それでも、AIの回答でも地図でも、この院が上に挙がっています。

口コミの数を追いかける前に、推薦の根拠になる客観的事実を、ページに書いてください。口コミの集め方と返信の基準は、MEO対策の記事にまとめています。

成果が出るまで、どれくらいかかりますか?

早ければ、3か月で成果が出ます。反応だけなら、数日で出ることもあります。

足立区の接骨院では、2026年2月に支援を始め、途中で2か月間の休みをはさんで、8月5日に作り直したサイトを公開しました。実質3か月の取り組みです。

そして反応は、公開の直後から出ました。生成AI機能での表示回数は公開から4日で18.4倍。新規予約は、公開から2か月で月64件になっています。

実際に、AI検索から来院する患者さんはいますか?

います。

足立区の接骨院には、AI検索ですすめられて新宿区から来院された方がいました。AI検索をきっかけに、他県から来院された方もいます。

ただし、AI経由で何人が来院したかを正確に数えるのは、いまのところ難しいのが実情です。Googleのデータからは取れず、この院の予約も外部の予約システムを通っています。初めて来た患者さんに「何で調べてうちを見つけましたか」と聞くのが、いちばん確かな方法です。

AIに推薦されているかは、どう確かめればいいですか?

目標にしたプロンプトを、実際にAIに聞いて確かめてください。

Search Consoleで分かるのは、Googleの生成AI機能での表示回数だけです。推薦されたか、何番目に挙がったかは分かりません。

ChatGPTやGoogleのAIモードに、目標のプロンプトをそのまま聞き、何番目に挙がったかと、AIが書いた理由を記録します。聞き方を変えると結果も変わるので、質問文は固定し、測った日付を残してください。

院長が自分で取り組むこともできますか?

できます。パソコンが得意でない院長でも、取り組めます。

あるクライアントの院長は、パソコンに詳しいわけでもなく、キーボードも人差し指で1文字ずつ打っているような印象でした。それでも、問題なくコンテンツを作ることができました。ページの文章は院長ご自身が書き、2026年9月2日の時点で96本になっています。弊社が担当したのは、設計と進め方の支援です。

客観的事実の多くは、院長の頭の中とカルテの中にあります。それを書けるのは、院長だけです。進め方さえ決まっていれば、誰でも取り組めます。

LLMO対策の費用は、どれくらいかかりますか?

院長ご自身で取り組むなら、かかるのは主に時間です。

外部に依頼する場合は、プロンプトの設計だけか、ページの制作まで含めるかなど、どこまでを任せるかで費用が変わります。依頼先を選ぶときは、何が費用に含まれるのかを確かめてください。

弊社では、院の状況と目標を伺ったうえで、お見積もりをお出ししています。ご相談は無料です。

さいごに|患者さんに、目を向けよう

今回紹介した3つの方法に従って、自院のページを作り直してみてください。

AI検索のために何か特別なことをする必要はありません。推薦されたい質問を決め、推薦の根拠になる事実を洗い出し、それが伝わるページを作る。患者さんのために当たり前にやるべきことが、そのままAIの判断材料になります。

私がこう言い切れるのは、実際に結果が出ているからです。足立区の接骨院も、矢巾町の整体院も、AI向けの特別な仕掛けは入れていません。力を注いだのは、良質なコンテンツです。

そして、この作り方には終わりがありません。AIが答えられることは、これからも増え続けます。そのたびに、自院にしか書けないことの範囲は変わります。

ですから、キーワードを調べる時間より、今日来た患者さんに「何を調べてうちを見つけましたか」と聞く時間のほうが、はるかに価値があります。答えは、たいてい予想と違います。そしてその予想外の1言が、次に書くページを決めてくれます。

あなたが毎日見ているものは、インターネットのどこにも書かれていません。今日の患者さんが何に困っていたのか、どの説明で納得してくれたのか。それを書けるのは、あなただけです。

まずは1つ、いちばん施術の多い症状のプロンプトから始めてみてください。

LLMO対策は、株式会社ネイクにお任せください

整骨院・整体院のLLMO対策なら、弊社にお任せください。AIに推薦され、新規の予約につながる状態を作れると確信しています。

そう言い切れる根拠は、次の3つです。

  • 代表の松澤は柔道整復師です。千葉市の接骨院で約3年、治療家として患者さんと向き合ってきました。院の現場の言葉が分かります
  • 約10年、コンテンツマーケティングに携わってきました。多いときは年間延べ4,000件前後のコンテンツ制作に関わっています
  • 治療院の支援は、1エリア1院だけです。同じ地域で競合する院の依頼はお受けせず、支援する院の成果だけに集中します

最初のご相談から支援の最後まで、代表の松澤が直接担当します。ご相談は無料です。いまのサイトに何が足りないのか、どうすればAIに推薦されるのかを、具体的にお伝えします。

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マーケティングの成果を倍増させるためには、マーケティングの設計からスタートしなければいけません。あなたの情熱や強みを言語化し、需要と結びつけ、戦略を設計し、施策と連動させる一連のプロセスが必要です。

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