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店舗集客の方法30選【比較表付き】|お店の状況で選ぶ、本当にやるべき集客

松澤 大輔執筆者松澤 大輔株式会社ネイク 代表取締役
店の入口にかかった「WE ARE OPEN」の黄色い札

お店のお客さんを増やすために、結局、何をすればいいのでしょうか。

結論から言えば、店舗集客には、成功の型があります。業種も、立地も、店の大きさも違っても、お客さんに選ばれる店がやっていることの本質は変わりません。

その本質さえ徹底すれば、どんな店でも、集客はうまくいくようになります。特別な才能も、大きな広告費も要りません。必要なのは、本質を知り、自分の店に合った方法を選び、やり切ることだけです。

今回は、その本質と、店舗集客の仕組み、そして30の方法を、比較表と図でお伝えします。読み終えたとき、あなたの店がいま何をすればいいのかが、はっきり分かるはずです。

私は約10年、93社の集客を支援してきました。サイトを立ち上げて10か月で14.6億円の売上を生んだ不動産会社、年間の受注数が85件から1,225件に伸びたベビー用品のレンタル店、月間のコンバージョン数が18件から495件に増えた革製品のリペア工房。

店舗では、東京都足立区の接骨院で新規予約を月25件から64件に、岩手県矢巾町の整体院で広告費をかけずに月30件以上の新規を集めています。業種は違っても、お客さんに選ばれる仕組みは同じでした。この記事では、その経験から見えてきたことを、包み隠さずお伝えします。ぜひ、1つでも多く実践してみてください。

それでは、内容を見ていきましょう。

店舗集客でいちばん大切なのは、お店のウェルカム感

集客の方法を並べる前に、どの店にも共通する、いちばん大切な話をします。

来店を最後に決めるのは、お店のウェルカム感

SNSで知ってもらい、口コミで選ばれ、店の前まで来てもらえても、そこで入ってもらえなければ、来店はゼロです。そして、お客さんが店に入るかどうか、また来るかどうかを最後に決めるのは、店のウェルカム感です。

あなたにも、こんな経験があるはずです。Googleマップで見つけた店まで行ったのに、明かりが暗く、営業しているのか分からずに素通りした。店の外から中の様子が見えず、入るのをためらった。ドアを開けたのに、店員さんがこちらを見もせず、そのまま出てしまった。お客さんの立場になれば、誰でも分かることです。それなのに、自分の店のことになると、多くの店主が見落としています。

ウェルカム感に関する調査。看板を見て初めての店に入ったことがある76%、汚れた入口で店の印象が悪くなる57%、ネットの営業時間の誤りで店への信頼が下がる51%、大好きな店でも1回の悪い体験で離れる32%
入る前の印象と、入ったあとの体験が、来店を決めている

このことは、海外の調査でも繰り返し確かめられています。米国の調査では、消費者の32%が、大好きなブランドであっても、たった1回の悪い体験で離れると答えています。また、スピード、便利さ、頼りになる店員、感じのよい接客が、体験でいちばん大切な要素として、いずれも7割を超える人に選ばれています(PwC)。

ウェルカム感は、集客のテクニックの前にある、店のあり方そのものです。ここを整えずに集客の方法を増やしても、集めたお客さんを店の入口で逃し続けることになります。ウェルカム感を整える視点は、次の4つです。

ウェルカム感を整える4つの視点。営業中だと一目で分かる、店の外から中の様子が分かる、店の前と中が清潔、スタッフが明るく迎える
ウェルカム感は、今日からお金をかけずに整えられる

営業中だと、一目で分かるようにする

まず、営業中であることが、店の前でもネットでも一目で分かるようにしてください。「やっているのか分からない」店は、その場で素通りされるからです。

営業中の札を出し、店の外から見える明かりをつけましょう。そして、Googleマップやホームページの営業時間と臨時休業を、必ず最新にしてください。米国の調査では、ネットで間違った営業時間を見つけると、51%の人がその店への信頼を下げると答えています(BrightLocal)。地図に「営業中」と出ていたのに閉まっていた店に、お客さんは二度と来ません。

店の外から、中の様子が分かるようにする

次に、店の外から、何の店で、中がどんな様子かが分かるようにしてください。中の様子が分からない店に、初めてのお客さんは入れないからです。

分かりやすい看板を出し、店の表に、おすすめの商品と価格を出しましょう。ガラス越しに店内が見えるだけでも、入りやすさは大きく変わります。米国の調査では、76%の人が看板を見て初めての店に入ったことがあり、看板がないと約60%の人が入るのをためらうと答えています(FedEx Office)。「高そう」「常連しかいなさそう」という不安を、店の前で取り除いてください。

店の前と中を、清潔に保つ

店の前と店の中を、清潔に保ってください。汚れは、どんな接客よりも先に、お客さんの目に入るからです。

入口、窓、床、トイレ、そしてにおい。米国の調査では、汚れた入口で57%の人が、汚れた窓で51%の人が、その店の印象が悪くなると答えています(Cintas/Harris Poll)。開店前に、お客さんの目で入口から店内を歩いてみてください。毎日見ていると気づかない汚れが、必ず見つかります。

スタッフが、明るく迎える

そして、スタッフが明るく迎えてください。ウェルカム感を最後に決めるのは、人だからです。

ドアが開いたら、目を合わせて、笑顔で声をかける。それだけで、初めてのお客さんは「入ってよかった」と感じます。小売店で行われた研究では、あいさつをするスタッフがいるときのほうが、いないときより、お客さんの支払った金額が約17%多くなりました(ストックホルム経済大学リガ校の研究)。反対に、スタッフが無愛想な店には、どれだけ商品が良くても、また来ようとは思いません。店舗集客は、テクニックの前に、人の問題です。

ここまでの4つは、お金をほとんどかけずに、今日の営業から変えられます。そして、これから紹介するすべての集客方法の効果を、最後に決めるものでもあります。このウェルカム感を土台にして、集客の仕組みと方法を見ていきましょう。

店舗集客の仕組み

集客の方法を並べる前に、集客そのものの仕組みをお伝えします。

店舗集客は、認知・興味関心・比較検討・来店の4段階で進む

お客さんが店に来るまでには、4つの段階があります。

店舗集客の4つの段階。認知(店の存在を知る)、興味・関心(気になる、行ってみようかと思う)、比較・検討(ほかの店と比べて、ここに決める)、来店(店に足を運び、入る)
集客は、認知から来店へと絞り込まれていく

最初が認知です。お客さんが、店の存在を知る段階です。次が興味・関心で、「この店、気になるな」と思ってもらう段階。その次が比較・検討で、口コミやホームページを見て、ほかの店と比べたうえで「ここにしよう」と決める段階です。そして最後に、実際に足を運び、店に入る来店があります。

段階を進むごとに、人数は絞られていきます。そして、店への信頼は、来店したあとの体験の中で育ち、また来てくれることや、家族や友人への紹介につながっていきます。

ウェルカム感は、来店の段階の「バケツの穴」をふさぐこと

第1章でお伝えしたウェルカム感は、この4段階の最後、来店の段階の話です。

穴の開いたバケツの図。集客で集めた人が上から注がれるが、営業しているか分からない、中の様子が分からない、汚れている、迎え方が冷たい、という4つの穴からこぼれ落ちている
店の前まで来たお客さんが、来店の段階でこぼれ落ちている

集客は、穴の開いたバケツに水を注ぐようなものです。多くの店では、お客さんに知ってもらい、比べてもらい、店の前まで来てもらえているのに、最後の来店の段階に穴が開いていて、そこからお客さんがこぼれ落ちています。営業しているのか分からない、中の様子が分からない、入りにくい、迎え方が冷たい。この穴を開けたままでは、いくら集客の方法を増やしても、お客さんは増えません。

だからこそ、まずはウェルカム感を徹底して、バケツの穴をふさいでください。そのうえで、バケツに注ぐ水を増やしていきます。

穴をふさいだら、認知を増やして母数を広げる

穴をふさいだら、次にやるべきことは、店を知ってもらう人を増やすことです。いくら入りやすい店でも、そもそも知られていなければ、来店は生まれないからです。

穴をふさいだバケツに水を注ぐ図。営業中だと一目で分かる、店の外から中が分かる、店の前と中が清潔、明るく迎える、の4つで穴をふさぎ、認知・興味関心の集客で上から水を注ぐと、水がたまっていく
ウェルカム感で穴をふさげば、注いだ分だけお客さんがたまる

SNSを見てくれる人を増やす。検索結果やGoogleマップでの露出を増やす。店の前を通る人に気づいてもらう。認知と興味・関心の段階をクリアして、比べてもらえる母数を増やしていく。次の章から紹介する30の方法は、そのための方法です。

店舗集客の方法の全体像

まずは、店舗集客の方法の全体像をお見せします。

集客方法は、オンラインとオフライン、広告と非広告で4つに分かれる

店舗集客の方法は、2つの軸で4つに分けられます。インターネットを使うか(オンライン)、使わないか(オフライン)。お金を払って枠を買うか(広告)、買わないか(非広告)です。

店舗集客の方法を、オンラインとオフライン、広告と非広告の2軸で4つに分けた図
店舗集客の方法は、2つの軸で4つに分けられる

広告は、払っている間だけ効き、止めれば消えます。非広告は、効果が出るまでに時間がかかる一方で、積み上げたものが残ります。

広告(フロー型)と非広告(ストック型)の集客の伸び方。広告は出してすぐに集客が上がり、止めるとほぼゼロに戻る。非広告は立ち上がりが遅いが、積み上げたものが残り、伸び続ける
広告は止めると消え、非広告は積み上がる

どちらが良い悪いではなく、性質が違います。すぐにお客さんが必要なときは広告を、何年先まで集客を続けたいなら非広告を選んでください。

30の方法を、集客の段階ごとに整理する

30の方法は、それぞれ効く段階が違います。主にどの段階に効くかで並べると、次のようになります。

30の集客方法を、認知・興味関心・比較検討・来店の段階ごとに、非広告と広告に分けて並べた図
自分の店がどの段階でお客さんを逃しているかで、打つべき方法が決まる

この図を、自分の店に当てはめてみてください。そもそも知られていないなら、認知の段階の方法を。知られているのに選ばれないなら、比較・検討の段階の方法を。店の前まで来ているのに入ってもらえないなら、来店の段階の方法、つまりウェルカム感を見直します。お客さんを逃している段階を見つけることが、打つべき方法を決める近道です。

なお、図では主に効く段階で分けていますが、いくつかの段階をまたいで効く方法もあります。たとえばリスティング広告は、店を探している人に見せる広告なので主な段階は比較・検討ですが、その人がまだこちらの店を知らなければ、認知にもなります。

段階をまたいで効く集客方法。お客さんからの紹介とMEOは認知から来店まで、リスティング広告とAI検索対策は認知から比較・検討まで、SNSとインフルエンサーへの依頼は認知から興味・関心まで、Googleの口コミは興味・関心から比較・検討まで、店頭の演出とPOPは興味・関心から来店まで、ホームページは比較・検討から来店まで
段階をまたぐ方法は、1つで何段階分もの役割を果たす

段階を広くまたぐ方法ほど、1つで何段階分もの役割を果たします。お客さんからの紹介とGoogleマップが、どの店にとっても優先度の高い方法なのは、そのためです。

店舗集客の方法比較表

30の方法を、手軽さと成果の2つで点数にすると、次のとおりです。

集客方法 手軽さ 成果 総合点
MEO(Googleビジネスプロフィール) 4 5 9
LLMO・AIO(AI検索対策) 4 5 9
お客さんからの紹介 4 5 9
店のウェルカム感(入りやすさと接客) 4 5 9
店頭の演出とPOP 5 4 9
Googleの口コミ 4 4 8
LINE公式アカウント 4 4 8
店の看板・外観・のぼり 4 4 8
他の店・企業との連携 4 4 8
ポータルサイトの無料掲載 5 3 8
地域の情報サイトへの掲載依頼 5 3 8
ホームページ 3 4 7
SEO(検索で上位に出るページ) 3 4 7
メールマガジン 4 3 7
Googleマップの広告 4 3 7
ポータル・予約サイトの有料掲載 4 3 7
クーポンサイト 4 3 7
メディアへの取材依頼(プレスリリース) 4 3 7
フリーペーパー・地域情報誌 4 3 7
YouTube 3 3 6
SNS広告(Instagram・Facebook) 3 3 6
ディスプレイ広告・リターゲティング広告 3 3 6
インフルエンサーへの依頼 3 3 6
オープニングイベント・初回キャンペーン 3 3 6
地域の活動(イベント・商店会) 3 3 6
チラシ(ポスティング・新聞折込) 3 3 6
駅・道路沿いの看板 4 2 6
リスティング広告 2 3 5
地域のラジオ・ケーブルテレビ 2 3 5
SNS(Instagram・X・Threads・TikTok) 3 2 5

手軽さは、お金と手間のかからなさを5点満点で表しています。成果は、効果の速さ、大きさ、止めたあとの持続を5点満点で表しています。総合点は、その2つを足した10点満点です。どの点数も、高いほど良い方法です。

点数は、弊社がこれまでの支援をもとに付けた目安です。総合点の高い方法から、自分の店の状況に合うものを選んでください。

お店の状況によって、選ぶべき集客方法は変わる

選ぶべき集客方法は、お店の状況によって変わります。分かれ目は、開業してからの年数と、伝えられる実績があるかどうかです。

店の状況別に選ぶべき集客方法。開業直後は紹介、看板・店頭の演出・ウェルカム感、オープニングイベント、Googleマップへの登録で人と店の前から広げる。開業3年以上はSEO、MEOと口コミ、AI検索対策、他の店・企業との連携で実績をWebで伝える
開業直後と開業3年以上で、選ぶべき方法は違う

開業直後の店は、Webに過剰な期待をしないでください。ホームページや検索、Googleマップは、未来への投資として積み上げておくべきものです。ただ、伝えられる実績も口コミもまだない時期に、すぐに反応が返ってくることはほとんどありません。Webは基本をそろえて積み上げるにとどめ、力の大半は目の前に向けましょう。お客さんからの紹介、店の看板と店頭の演出、オープニングイベント。目の前の人と、店の前を通る人から広げてください。Googleマップへの登録だけは、開業と同時に済ませておきましょう。

開業して3年以上たち、実績が積み上がった店は、その実績を強みにして、Webを強くしてください。何年、何人のお客さんに選ばれてきたか。その事実をホームページ、検索、Googleマップ、AI検索で伝えれば、比べられたときに選ばれます。17年前に作ったホームページを使い続けていた東京都足立区の接骨院は、ホームページを作り直したあと、新規予約は月25件から64件に増えました。整骨院・整体院に特化した集客方法は、整骨院・整体院が新規集客を増やす30の方法で紹介しています。

店舗集客の方法30選

ここからは、30の方法を1つずつ解説します。それぞれ、どんな店に向いているか、何をするのか、効果と注意点、おすすめの店を説明します。自分の店に当てはまる方法を探しながら読んでください。

MEO(Googleビジネスプロフィール)|地図の検索で見つけてもらう

Googleビジネスプロフィールは、すべての店が登録しておくべきものです。開業と同時に登録してください。

MEO(Googleビジネスプロフィール)の仕組み。地図で探す(「近くのカフェ」「地域名+美容室」)、店の情報を見る(写真・口コミ・営業時間)、来店する(そのままルートで向かう)
MEOの仕組み

分類はオンラインの非広告で、主に比較・検討の段階に効く方法です。「近くの〇〇」と検索したときに、Googleマップに表示される店の情報です。登録は無料です。写真、営業時間、商品やメニューを正確に載せ、口コミには必ず返信しましょう。

基準は、写真を最低15枚そろえ、最新情報を週1回投稿し、口コミにはすべて2営業日以内に返信することです。そして、ここで「営業しているのか分からない」店は、その場で候補から外されます。営業時間と臨時休業は、必ず最新にしておいてください。詳しい手順は、MEO対策の記事で紹介しています(治療院向けですが、やることはどの店も同じです)。

MEOがおすすめの店

  • すべての店
  • 近くで探すお客さんが多い、住宅地や駅の近くの店

LLMO・AIO(AI検索対策)|AIの回答の中で店を推薦してもらう

LLMO・AIOは、開業して3年以上たち、伝えられる実績が積み上がった店が、いま取り組むべき方法です。

LLMO・AIO(AI検索対策)の仕組み。AIに質問する(「地域名でおすすめの〇〇は」)、AIが店を推薦する(理由をつけて挙げる)、来店する(すすめられた店に向かう)
LLMO・AIOの仕組み

分類はオンラインの非広告で、主に比較・検討の段階に効く方法です。ChatGPTやGoogleのAIモードに「地域名でおすすめの〇〇は」と聞いたとき、回答の中で店が推薦されるように、店の客観的事実をページに書きましょう。開業年数、実績の数、価格、営業時間。やることの多くは、SEOと共通しています。

AIが推薦の根拠にするのは、確かめられる事実です。書ける事実がまだ少ない店は、まず実績を積むことに集中してください。

LLMO・AIOがおすすめの店

  • 開業して3年以上たち、実績を数字で示せる店
  • SEOに取り組んでいる、または取り組むつもりの店

お客さんからの紹介|来たお客さんに、家族や友人を紹介してもらう

お客さんからの紹介は、すべての店が最初に力を入れるべき方法です。

お客さんからの紹介の仕組み。店(紹介カードを渡す)、常連のお客さん(家族や友人にすすめる)、紹介で来店する(信頼を引き継いで来る)
お客さんからの紹介の仕組み

分類はオフラインの非広告で、主に比較・検討の段階に効く方法です。来店したお客さんに紹介カードを渡し、紹介してもらえたときの特典を用意しましょう。費用は小さく、店の中で仕組みを作る手間がかかります。

紹介で来たお客さんは、紹介した人の信頼を引き継いで来店するため、常連になってくれることが多くあります。紹介のつながりは残り、次の紹介を生みます。

お客さんからの紹介がおすすめの店

  • すべての店。特に、開業直後の店

店のウェルカム感(入りやすさと接客)|「入っていい店だ」と感じてもらう

店のウェルカム感は、すべての店が今すぐ見直すべき集客です。ほかのどの方法で人を集めても、最後に店に入ってもらえなければ、来店はゼロだからです。

店のウェルカム感(入りやすさと接客)の仕組み。店の前まで来る(地図や看板を見て足を運んだ人)、入りやすい店(開いていると分かる・笑顔で迎える)、入って、また来る(居心地が良くて常連になる)
店のウェルカム感の仕組み

分類はオフラインの非広告で、主に来店の段階に効く方法です。営業中だと一目で分かること、入口が入りやすいこと、スタッフが明るく迎えること。この3つを、お客さんの目で確かめてください。

詳しくは、この記事の最初の章「店舗集客でいちばん大切なのは、お店のウェルカム感」で説明しています。

店のウェルカム感がおすすめの店

  • すべての店

店頭の演出とPOP|店の前で足を止めてもらう

店頭の演出とPOPは、店の前に人通りがあるすべての店が、今日からやるべき方法です。

店頭の演出とPOPの仕組み。店の前を通る(何気なく歩いている人)、足を止める(おすすめ・価格・季節の商品)、入ってみる(中の様子が分かって安心する)
店頭の演出とPOPの仕組み

分類はオフラインの非広告で、主に興味・関心の段階に効く方法です。店の外から、おすすめの商品、価格、季節の限定品が分かるようにしましょう。手書きのPOPや、ガラス越しに見える店内の様子だけでも、足を止める人は変わります。費用もほとんどかかりません。

「何の店か分からない」「高そうで入りにくい」という不安を、店の前で取り除いてください。

店頭の演出とPOPがおすすめの店

  • 店の前に人通りがあるすべての店

Googleの口コミ|来たお客さんの声を、次のお客さんに届ける

Googleの口コミは、すべての店が今日から集め始めるべきものです。

Googleの口コミの仕組み。お客さんが書く(来店したあとにGoogleマップへ)、口コミが並ぶ(地図に表示される店の情報に)、次のお客さんが選ぶ(口コミを読んで来店する)
Googleの口コミの仕組み

分類はオンラインの非広告で、主に比較・検討の段階に効く方法です。口コミは、お願いして集めるものではなく、自然に集まるものです。まずは、お客さんが思わず誰かに伝えたくなるだけの体験を提供してください。そのうえで、満足してくれたお客さんに、協力の声をかけましょう。

基準は、まず30件を目指し、そのうえで月に2〜3件ずつ新しい口コミが入り続ける状態を作ることです。口コミの見返りに割引や特典をつけるのは、Googleのポリシー違反です。絶対にやめてください。

Googleの口コミがおすすめの店

  • すべての店
  • 近くの店と比べられることが多い店

LINE公式アカウント|来たお客さんとつながり続ける

LINE公式アカウントは、すべての店が持っておくべきものです。新規集客より、再来店と紹介のための道具として使ってください。

LINE公式アカウントの仕組み。友だち登録する(来店したお客さんが)、店から届く(新商品・予約・お知らせ)、また来店する(紹介のきっかけにもなる)
LINE公式アカウントの仕組み

分類はオンラインの非広告で、主に興味・関心の段階に効く方法です。来店したお客さんに友だち登録をしてもらい、新商品、予約の受付、お知らせを送りましょう。無料の範囲から始められます。

送りすぎると、ブロックされます。月に2〜4回を目安に、お客さんにとって得になる情報だけを送ってください。

LINE公式アカウントがおすすめの店

  • すべての店
  • 紹介や再来店を増やしたい店

店の看板・外観・のぼり|店の前を通る人に、店を知ってもらう

店の看板や外観は、開業直後の店が最初に整えるべきものです。

店の看板・外観・のぼりの仕組み。店の前を通る(通勤や買い物の途中)、看板を見る(何の店で、いつ開いているか)、入ってみる(キャンペーンの告知にも使える)
店の看板・外観・のぼりの仕組み

分類はオフラインの非広告で、主に来店の段階に効く方法です。店の前を通る人が、何の店で、何があって、いつ開いているかが一目で分かる看板を出しましょう。のぼりや店頭の案内板で、キャンペーンの告知もできます。

一度作れば残り、毎日、店の前を通る人に見られ続けます。人通りの少ない場所にある店は、看板だけに頼らないでください。

店の看板・外観・のぼりがおすすめの店

  • 開業直後の店
  • 人通りや車通りの多い場所にある店

他の店・企業との連携|お互いのお客さんを紹介し合う

他の店や企業との連携は、お客さんの層が近い店が近くにある店が取り組むべき方法です。

他の店・企業との連携の仕組み。連携を持ちかける(お客さんの層が近い店や企業)、紹介し合う(チラシを置き合う・共同で企画する)、来店する(信頼できる店からの紹介で来る)
他の店・企業との連携の仕組み

分類はオフラインの非広告で、主に興味・関心の段階に効く方法です。美容室とネイルサロン、カフェと雑貨店のように、お客さんの層が近い店と、チラシを置き合ったり、共同で企画をしたりしましょう。費用はかかりませんが、関係を作る手間がかかります。

関係は残り、継続して紹介が生まれます。自分の店が何を得意としているのかを、相手に伝えられるようにしておいてください。

他の店・企業との連携がおすすめの店

  • お客さんの層が近い店が、近くにある店

ポータルサイトの無料掲載|食べログ・エキテンなどに店を載せる

ポータルサイトの無料掲載は、開業直後の店がすぐにやっておくべき方法です。

ポータルサイトの無料掲載の仕組み。店舗サイトで探す(食べログ・エキテンなど)、店の情報を見る(無料の掲載枠に店が載っている)、来店する(店の存在を知ってもらう入口)
ポータルサイトの無料掲載の仕組み

分類はオンラインの非広告で、主に比較・検討の段階に効く方法です。食べログやエキテンなど、店を探す人が使うサイトに、店の情報を無料で載せましょう。登録すればすぐに表示され、手間もほとんどかかりません。

無料の枠では、有料で掲載している店より目立たない位置に表示されることが多くなります。店の名前を知ってもらう入口の1つと割り切って使ってください。

ポータルサイトの無料掲載がおすすめの店

  • 開業したばかりの店
  • 費用をかけずに、できることから始めたい店

地域の情報サイトへの掲載依頼|地域の人が読む媒体に、店を紹介してもらう

地域の情報サイトへの掲載依頼は、開業直後の店が必ずやっておくべき方法です。

地域の情報サイトへの掲載依頼の仕組み。店が情報を届ける(開店や新商品の知らせ)、記事で紹介される(地域の開店・お店の情報として)、地域の人が知る(店の存在を知ってもらう)
地域の情報サイトへの掲載依頼の仕組み

分類はオンラインの非広告で、主に認知の段階に効く方法です。地域の開店情報を紹介しているサイトやブログを探し、店のことを伝えて紹介してもらいましょう。多くは無料で、連絡の手間だけで済みます。

掲載されるかどうかは相手次第なので、複数に声をかけてください。

地域の情報サイトへの掲載依頼がおすすめの店

  • 開業したばかりの店
  • 地域の開店情報サイトがある地域の店

ホームページ|店の基本情報を載せる場所

ホームページは、すべての店が持つべきものです。開業前に必ず用意してください。

ホームページの仕組み。店を知る(紹介や看板、地図で見かける)、ホームページで確かめる(場所・価格・営業時間)、来店する(安心して足を運ぶ)
ホームページの仕組み

分類はオンラインの非広告で、主に比較・検討の段階に効く方法です。場所、営業時間、価格、商品やサービスの内容、店の考え方を載せましょう。チラシを見た人も、紹介された人も、来店の前に一度はホームページを確かめます。そこで情報が見つからなければ、お客さんはほかの店に移ります。

一度作れば、止めても残ります。ただし、ホームページがあるだけでお客さんが増えるとは考えないでください。ホームページは、ほかの集客方法で興味を持った人を、来店まで運ぶ受け皿です。

ホームページがおすすめの店

  • これから開業する店、開業したばかりの店
  • ホームページがない、または古いまま放置している店

SEO(検索で上位に出るページ)|検索する人に見つけてもらう

SEOは、開業して3年以上たち、伝えられる実績が積み上がった店こそ取り組むべき方法です。

SEO(検索で上位に出るページ)の仕組み。検索する(「地域名+店の種類」「悩み+地域名」)、ページを読む(店の強みと実績)、来店する(この店なら間違いない)
SEOの仕組み

分類はオンラインの非広告で、主に比較・検討の段階に効く方法です。「地域名+店の種類」や「悩み+地域名」で検索する人に向けて、店の強みと実績を書いたページを作りましょう。自分で書けば費用はほとんどかかりませんが、1ページずつ積み上げる手間がかかります。

基準は、月に4ページ以上を半年続けることです。効果が出るまでには3〜6か月かかりますが、作ったページは止めても残り、集客し続けます。書ける実績がまだない店は、先にほかの方法でお客さんを増やしてください。

SEOがおすすめの店

  • 開業して3年以上たち、実績が積み上がった店
  • 得意な分野があり、その強みを伝えたい店

メールマガジン|来たことのある人に、定期的に知らせる

メールマガジンは、来店したことのあるお客さんが多い店が取り組むべき方法です。

メールマガジンの仕組み。店が配信する(新商品・季節のお知らせ)、お客さんが読む(しばらく来ていない人にも届く)、また来店する(店を思い出すきっかけになる)
メールマガジンの仕組み

分類はオンラインの非広告で、主に興味・関心の段階に効く方法です。新商品や季節のお知らせを、定期的に届けましょう。費用は小さく、書く手間がかかります。

新規より、しばらく来ていないお客さんの再来店に効きます。届け先の少ない開業直後の店は、後回しにしてください。

メールマガジンがおすすめの店

  • 来店したことのあるお客さんが多い店

Googleマップの広告|地図の検索結果に広告を出す

Googleマップの広告は、地図の検索で上位に出られない店が、足りない分を補うために使うべき方法です。

Googleマップの広告の仕組み。地図で探す(「近くの〇〇」と検索)、広告で上位に出る(地図の上のほうに店が表示される)、来店する(止めると表示されなくなる)
Googleマップの広告の仕組み

分類はオンラインの広告で、主に比較・検討の段階に効く方法です。Googleマップで店を探す人に向けて、地図の上位に広告として表示させます。

先にGoogleビジネスプロフィールと口コミを整え、それでも足りない分だけを広告で補ってください。

Googleマップの広告がおすすめの店

  • 地図の検索で、まだ上位に出られない店

ポータル・予約サイトの有料掲載|ホットペッパーや食べログに、有料で載せる

ポータル・予約サイトの有料掲載は、開業直後で、すぐに予約を入れたい店が使うべき方法です。

ポータル・予約サイトの有料掲載の仕組み。予約サイトで探す(ホットペッパーや食べログなど)、上位に掲載される(掲載料を払った枠に店が載る)、その場で予約する(掲載をやめると止まる)
ポータル・予約サイトの有料掲載の仕組み

分類はオンラインの広告で、主に比較・検討の段階に効く方法です。ホットペッパーや食べログなど、お客さんが店を探して予約するサイトに、掲載料を払って載せます。

掲載した日から予約が入る一方で、掲載をやめれば止まります。続けるかどうかは、3か月を1つの区切りにして、掲載料と、そこから来たお客さんの売上を比べて判断してください。サイトの中は割引の競争になりやすいので、値下げでお客さんを集める状態に慣れないようにしてください。

ポータル・予約サイトの有料掲載がおすすめの店

  • 開業直後で、すぐに予約を入れたい店
  • ネット予約の仕組みを自前で持っていない店

クーポンサイト|割引券で、初めての来店を促す

クーポンサイトは、開業直後で、まず一度来てもらう人を増やしたい店が使うべき方法です。

クーポンサイトの仕組み。割引券を出す(初回の価格を下げる)、購入して来店する(初めての人が試しに来る)、また来てもらう(再来店の仕組みがないと残らない)
クーポンサイトの仕組み

分類はオンラインの広告で、主に興味・関心の段階に効く方法です。クーポンサイトに、初回の割引券を出します。売れた分に応じて手数料がかかります。

割引を目当てにした人は、また来てくれないことが多くあります。出す前に、来た人にまた来てもらう仕組みを必ず用意してください。

クーポンサイトがおすすめの店

  • 開業直後で、まず一度来てもらいたい店

メディアへの取材依頼(プレスリリース)|地域の新聞やテレビに取り上げてもらう

メディアへの取材依頼は、話題になる新しい取り組みや、地域とのつながりがある店が取り組むべき方法です。

メディアへの取材依頼(プレスリリース)の仕組み。情報を届ける(新しい取り組みや地域とのつながり)、取り上げられる(地域の新聞・テレビ・情報誌)、地域の人が知る(信頼できる媒体の紹介として届く)
メディアへの取材依頼の仕組み

分類はオフラインの非広告で、主に認知の段階に効く方法です。新しい商品、地域の食材を使った取り組み、珍しいサービスなど、ニュースになる話題をまとめて、地域の新聞社やテレビ局、情報誌に届けましょう。費用はほとんどかかりません。

取り上げられるかどうかは相手次第です。ただ、記事になれば、広告では得られない信頼がつきます。「店を宣伝したい」ではなく、「地域の人に知らせる価値のある話題」を届けてください。

メディアへの取材依頼がおすすめの店

  • 話題になる新しい取り組みがある店
  • 地域とのつながりが深い店

フリーペーパー・地域情報誌|地域の人が読む紙面に、店を載せる

フリーペーパーや地域情報誌は、開業直後で、地域の人に店を知ってもらいたい店が使うべき方法です。

フリーペーパー・地域情報誌の仕組み。情報誌に載せる(広告やクーポンを掲載)、地域の人が読む(読者の年齢層を確かめておく)、クーポンで来店(掲載をやめると止まる)
フリーペーパー・地域情報誌の仕組み

分類はオフラインの広告で、主に認知の段階に効く方法です。地域の情報誌に、広告やクーポンを載せます。掲載料がかかりますが、原稿を渡せば手間は小さく済みます。

出す前に、読者の年齢層が店のお客さんと合っているかを必ず確かめてください。

フリーペーパー・地域情報誌がおすすめの店

  • 開業直後の店
  • 読者の年齢層と、店のお客さんの年齢層が合っている店

YouTube|動画で、店主の考えと商品を伝える

YouTubeは、店主が話すことを苦にせず、伝えたいこだわりがある店が取り組むべき方法です。

YouTubeの仕組み。動画を公開する(商品の作り方・店主の考え)、見た人が知る(店主の人柄とこだわり)、来店する(遠方から来るお客さんも)
YouTubeの仕組み

分類はオンラインの非広告で、主に認知の段階に効く方法です。商品の作り方、使い方、店主の考えを動画にして公開しましょう。撮影と編集に大きな手間がかかるので、続けられる頻度を先に決めてください。

動画は残り、長く見られ続けます。ただし、地域のお客さんに見つけてもらえるまでには時間がかかります。すぐに新規を増やしたいなら、ほかの方法を先にやりましょう。

YouTubeがおすすめの店

  • 店主に伝えたいこだわりがある店
  • 遠方からもお客さんを集めたい店

SNS広告(Instagram・Facebook)|地域の人に、SNSの中で広告を見せる

SNS広告は、開業直後で、まず店の存在を地域に知らせたい店が使うべき方法です。

SNS広告(Instagram・Facebook)の仕組み。広告を出す(地域・年代を絞って配信)、SNSの中で見る(近くに住む人に表示される)、キャンペーンで来店(初回の案内と組み合わせる)
SNS広告の仕組み

分類はオンラインの広告で、主に認知の段階に効く方法です。店の周辺に住む人や、年代・関心を絞った人に、InstagramやFacebookの中で広告を見せましょう。

広告を見た人がすぐに来店するとは限らないので、必ず初回のキャンペーンと組み合わせて出してください。

SNS広告がおすすめの店

  • 開業直後で、まず存在を知らせたい店
  • 写真で魅力が伝わる商品がある店

ディスプレイ広告・リターゲティング広告|一度サイトを見た人に、もう一度広告を見せる

ディスプレイ広告やリターゲティング広告は、ホームページを見に来る人がすでに多い店が使うべき方法です。

ディスプレイ広告・リターゲティング広告の仕組み。ホームページを見る(一度、店のサイトを訪れた人)、別のサイトで広告を見る(ニュースやブログを見ているとき)、思い出して来店する(迷っていた人の背中を押す)
ディスプレイ広告・リターゲティング広告の仕組み

分類はオンラインの広告で、主に比較・検討の段階に効く方法です。ホームページを一度見た人が、ほかのサイトを見ているときに、店の広告を表示します。

ホームページを見に来る人が少ない店では、広告を見せる相手そのものがいません。先に、ホームページに人が来る状態を作ってください。

ディスプレイ広告・リターゲティング広告がおすすめの店

  • ホームページを見に来る人が、すでに多い店

インフルエンサーへの依頼|影響力のある人に、店を紹介してもらう

インフルエンサーへの依頼は、写真や動画で魅力が伝わる商品やサービスがあり、一気に存在を知らせたい店が使うべき方法です。

インフルエンサーへの依頼の仕組み。インフルエンサーに依頼(地域や分野で発信している人)、フォロワーが見る(実際に使った体験の紹介)、来店する(投稿を見て足を運ぶ)
インフルエンサーへの依頼の仕組み

分類はオンラインの広告で、主に認知の段階に効く方法です。地域のグルメや美容など、店の分野で発信している人に、実際に来店してもらい、体験を紹介してもらいます。依頼料や商品の提供が必要です。広告として依頼する場合は、投稿に「PR」と明記してもらいましょう。表示しないと、ステルスマーケティングとして景品表示法の違反になります。

投稿が見られている間は来店が増えますが、効果は長く続きません。フォロワーが、店の地域に住んでいるかも必ず確かめてください。

インフルエンサーへの依頼がおすすめの店

  • 見た目で魅力が伝わる商品やサービスがある店
  • 開業直後に、一気に存在を知らせたい店

オープニングイベント・初回キャンペーン|開店のタイミングで、一度来てもらう

オープニングイベントや初回キャンペーンは、開業前後の店が必ずやっておくべき方法です。

オープニングイベント・初回キャンペーンの仕組み。イベントを開く(開店の前後に店を開放する)、体験してもらう(地域の人が店を見に来る)、開店後に通う(来てくれた人から紹介が広がる)
オープニングイベント・初回キャンペーンの仕組み

分類はオフラインの非広告で、主に興味・関心の段階に効く方法です。開店の前後に店を開放し、地域の人に商品やサービスを体験してもらいましょう。一定期間は初回の価格を下げ、看板やチラシで告知してください。

キャンペーンが終われば、効果は消えます。来てくれた人が常連になり、紹介してくれる流れを、同時に作っておきましょう。

オープニングイベント・初回キャンペーンがおすすめの店

  • これから開業する店、開業したばかりの店
  • 移転や改装をした店

地域の活動(イベント・商店会)|地域の一員として、店を知ってもらう

地域の活動は、開業直後で、地域に根づきたい店が参加すべきものです。

地域の活動(イベント・商店会)の仕組み。地域の活動に参加(お祭りや商店会の行事)、地域の人と話す(店主の人柄が直接伝わる)、来店する(「あの店の人」として知られる)
地域の活動の仕組み

分類はオフラインの非広告で、主に認知の段階に効く方法です。地域のお祭りや商店会の行事に参加し、手伝いましょう。費用はほとんどかからず、時間の手間がかかります。

すぐにお客さんが増える方法ではありません。それでも、「あの店の人」として知られることが、紹介や来店につながっていきます。

地域の活動がおすすめの店

  • 開業直後で、地域に根づきたい店
  • 商店街や住宅地の中にある店

チラシ(ポスティング・新聞折込)|店の周りの家に、店の情報を届ける

チラシは、開業直後で、店の周りの人に店の存在を知らせたい店が使うべき方法です。

チラシ(ポスティング・新聞折込)の仕組み。チラシを配る(ポスティングや新聞折込で)、家で見る(店の周りに住んでいる人)、キャンペーンで来店(開店の告知と組み合わせる)
チラシの仕組み

分類はオフラインの広告で、主に認知の段階に効く方法です。店の周辺の家にポスティングしたり、新聞に折り込んだりします。印刷と配布に費用がかかります。

1回配っただけで判断せず、同じエリアに3回以上配ってから効果を見てください。配るのを止めれば効果も止まります。開店のキャンペーンやイベントの告知と組み合わせて配りましょう。

チラシがおすすめの店

  • 開業直後の店
  • 店の周りに住宅が多い店

駅・道路沿いの看板|店から離れた場所で、店を知ってもらう

駅や道路沿いの看板は、人通りの少ない場所や、分かりにくい場所にある店が使うべき方法です。

駅・道路沿いの看板の仕組み。看板を出す(駅や道路沿いに)、毎日目にする(店の名前と場所を覚える)、来店する(契約が終われば外される)
駅・道路沿いの看板の仕組み

分類はオフラインの広告で、主に認知の段階に効く方法です。駅の構内や、店の近くの道路沿い、電柱に、店の名前と場所を示す看板を出します。契約期間ごとに費用がかかります。

毎日目にしてもらうことで、少しずつ名前が覚えられていきます。店までの道順が分かる場所を選んで出しましょう。

駅・道路沿いの看板がおすすめの店

  • 人通りの少ない場所や、分かりにくい場所にある店

リスティング広告|Googleの検索結果に広告を出す

リスティング広告は、すぐにお客さんが必要な店や、ほかの方法で足りない分を補いたい店が使うべき方法です。

リスティング広告の仕組み。検索する(「地域名+店の種類」で探す)、広告が上に出る(出している間だけいちばん上に)、来店する(止めると表示されない)
リスティング広告の仕組み

分類はオンラインの広告で、主に比較・検討の段階に効く方法です。検索されたときに、検索結果の上に広告を出します。クリックされるたびに費用がかかるので、効果を見ながら、出す言葉と予算を調整し続けてください。

まずは1か月、小さな予算で試し、1人のお客さんを呼ぶのにいくらかかったかを確かめてから、予算を増やすかどうかを決めてください。出したその日から効果が出る一方で、支払いを止めた日に集客も止まります。広告だけに頼るのはやめましょう。

リスティング広告がおすすめの店

  • すぐにお客さんが必要な店
  • ほかの方法を育てている間の、つなぎが必要な店

地域のラジオ・ケーブルテレビ|地域の放送で、店を知ってもらう

地域のラジオやケーブルテレビは、広い地域からお客さんを集めたい店だけが検討してください。

地域のラジオ・ケーブルテレビの仕組み。CMを流す(地域の放送局で)、地域の人が聞く(放送された期間に届く)、店を知る(広い地域の人に届く)
地域のラジオ・ケーブルテレビの仕組み

分類はオフラインの広告で、主に認知の段階に効く方法です。地域の放送局で、店のCMを流したり、番組に出演したりします。広告費と、原稿や出演の準備の手間がかかります。

費用に見合う効果が出るかは、地域と店の規模で大きく変わります。ほかの方法をひととおり試してから考えましょう。

地域のラジオ・ケーブルテレビがおすすめの店

  • 広い地域からお客さんを集めたい店

SNS(Instagram・X・Threads・TikTok)|投稿で、店の雰囲気と魅力を伝える

SNSは、店主やスタッフが発信を楽しめる店が取り組むべき方法です。見た目で魅力が伝わる商品やサービスがある店には、特に効きます。

SNS(Instagram・X・Threads・TikTok)の仕組み。店が投稿する(写真・短い動画・文章)、見た人が知る(店の雰囲気と商品の魅力)、行ってみたくなる(時間をかけて来店につながる)
SNSの仕組み

分類はオンラインの非広告で、主に認知の段階に効く方法です。料理、商品、店内、スタッフの様子を、写真や短い動画で発信しましょう。費用はかかりませんが、投稿を続ける手間が大きくかかります。

基準は、週に3回以上の投稿を、少なくとも3か月続けることです。見る人の多くは店の地域の外にいて、来店につながるまでには時間がかかります。発信が負担になるなら、無理に続けるのはやめましょう。

SNSがおすすめの店

  • 見た目で魅力が伝わる商品やサービスがある店
  • 店主やスタッフが発信を楽しめる店

店舗集客の進め方は2つ|自分でやるか、外注するか

集客方法を選んだら、次はそれをどう進めるかです。進め方は、大きく分けて次の2つです。

  • 自分でやる
  • 外注する
集客の進め方2つの比較。自分でやるは費用が小さく時間が大きく、店主がすべてに関わる。外注するは費用が大きく時間が小さく、店主は確認だけ
どちらにも、向き不向きがある

それでは、1つずつ見ていきましょう。

自分でやる

店にしかない魅力を伝える集客は、店主自身でやってください。

紹介の仕組みづくり、口コミ、店頭の演出、ウェルカム感、店の強みを書いたページ。どれも、店主の考えと実績があってはじめて成り立つ集客です。費用はほとんどかかりません。その代わり、やり方を学び、手を動かす時間がかかります。続けられる量から始めてください。

外注する

広告の運用やホームページの制作など、専門性の要る作業は、外注しましょう。

時間を買える一方で、費用がかかります。そして、外注先が書けるのは、どこの店にも書けることまでです。店の強み、店主の考え、お客さんとのやり取り。そうした店にしかない中身は、外の人には書けません。外注するときも、中身を出すのは店主です。

どの進め方でも、集客を成し遂げるのは店主自身

どの進め方を選んでも、最後に集客を成し遂げるのは、店主自身です。

業者に任せても、広告に払い続けても、店の魅力は伝わりません。店の魅力を知っているのは店主だけで、それを伝えられるのも、店に立つ人だけです。外に答えを探すのは、今日でやめてください。

店舗集客でよくいただく質問

最後に、店舗集客についてよくいただく質問に答えます。

店舗集客は、まず何から始めればいいですか?

まず、店のウェルカム感を見直してください。そのうえで、お客さんを逃している段階を見つけましょう。

営業中だと分かるか、入りやすいか、明るく迎えているか。ここはお金をかけずに今日から変えられます。そのうえで、集客の段階ごとに整理した図を見て、知られていないのか、比べられて負けているのか、店の前で逃しているのかを確かめ、その段階の方法から取り組んでください。

広告は、使わないほうがいいですか?

使ってよい状況はあります。ただし、広告だけに頼らないでください。

開業直後にすぐお客さんが必要なときや、足りない分を補いたいときには、広告は効きます。一方で、広告は止めた日に効果が消えます。広告で来たお客さんが常連になり、紹介してくれる流れを、同時に作っておいてください。

SNSは、やったほうがいいですか?

飲食店や美容室のように、見た目そのものが商品の一部になっている店は、やるべきです。

料理の盛り付け、髪型の仕上がり、ネイルのデザイン、店内の雰囲気。見た目で魅力が伝わる店にとって、InstagramやTikTok、YouTubeは、店の商品をそのまま見せられる場所です。基準は、週に3回以上の投稿を、少なくとも3か月続けることです。

一方で、見た目で伝わりにくい商品やサービスの店は、SNSにこだわる必要はありません。見る人の多くは店の地域の外にいて、来店につながるまでには時間がかかります。発信が負担になるなら、ほかの方法に時間を使ってください。

集客にかける費用は、どれくらいが目安ですか?

弊社の目安は、広告費で売上の3〜5%、開業前後の3か月だけは売上見込みの10%前後です。

ウェルカム感、店頭の演出、紹介、Googleマップ、口コミは、お金よりも手間と工夫で成り立つ方法で、費用はほとんどかかりません。まずはここを整えてください。

そのうえで広告を使う場合は、通常は売上の3〜5%を上限の目安にしましょう。月商200万円の店なら、月6万〜10万円です。開業前後は、店の存在を知ってもらうために、最初の3か月だけ売上見込みの10%前後をかけても構いません。いずれも、1人のお客さんを呼ぶのにいくらかかったかを毎月確かめ、合わない方法は止めてください。

集客の効果は、どれくらいで出ますか?

方法ごとの目安は、次のとおりです。

ウェルカム感や店頭の演出は、今日から変わり、1か月で店に入る人の数に差が出ます。広告やポータルは、出した日から効果が出ます。Googleマップと口コミは、基準どおりに3か月続けて判断します。SNSは週3回以上の投稿を3か月、ホームページと検索は月4ページ以上を3〜6か月続けて、はじめて効果が見えてきます。

足立区の接骨院では、支援の開始から実質3か月でホームページを作り直して公開し、2か月で新規予約が月25件から64件になりました。どの方法も、目安の期間は続けてから判断してください。

さいごに|お店の集客を変えられるのは、店主自身

店舗集客の方法に、どの店にも効く正解はありません。自分の店の状況を知り、状況に合った方法を選び、店主自身がやり切ること。そして、せっかく来てくれたお客さんを、店の入口で迎え入れること。

まずは今日、お客さんの目で、自分の店の前に立ってみてください。営業しているのか分かるか。入りやすいか。スタッフは笑顔で迎えているか。そこから、次にやるべきことが見えてきます。

店舗の集客は、株式会社ネイクにご相談ください

セミナー

いま何をすればいいか迷っているなら、弊社にご相談ください。

ご相談では、まず、あなたの店の現状と、これから目指したいところを、じっくりお伺いします。開業して何年目か、どんなお客さんが多いのか、いまどこから新規のお客さんが来ているのか。そのお話をもとに、あなたの店に合った集客の方法、取り組む順番、進め方をお伝えします。

弊社の強みは、次の3つです。

  • 約10年、93社の集客を支援してきました。不動産、レンタル、リペア、治療院と、業種を問わず成果を出しています
  • 多いときは年間延べ4,000件前後のコンテンツ制作に関わってきました。店の魅力を、選ばれる言葉にするのが得意です
  • 検索、Googleマップ、AI検索をまとめて、広告に頼らない集客を支援しています

最初のご相談から支援の最後まで、代表の松澤が直接担当します。ご相談は無料です。

お伝えできることは、たくさんあります。何かを売り込むつもりは一切ありません。フラットな目線でお話ししますので、安心して、遠慮なくご相談ください。

→ 集客コンサルティング(業種を問わず)

→ コンテンツマーケティング支援

→ SEO対策コンサルティング

→ LLMO対策コンサルティング

→ ホームページ制作

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