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治療院の予約率を高めるためのトップページの作り方

松澤 大輔執筆者松澤 大輔株式会社ネイク 代表取締役

治療院のホームページを作るとき、トップページには何を置けばいいのでしょうか。

結論から言えば、患者さんが一瞬で「行くか、行かないか」を決められる状態にすることです。

開いて数秒で、自分の症状に対応してもらえるのか、行ける場所にあって行ける時間に開いているのか、いくらかかるのかが分かる。そこまで分かれば、その人は決められます。それを目指しましょう。
そして、決められる人が増えるほど、予約率は上がっていきます。いま予約に至っていない人のなかには、断った人だけでなく、判断できないまま他の候補へ移っていった人が含まれているからです。この取りこぼしが減るぶんだけ、同じアクセス数でも予約は増えていくわけです。

そんなことか、と拍子抜けされた方もいるかもしれません。あるいは、決めてもらうためにこそ、大きなキャッチコピーや初回料金の打ち出しが要るのだと考えておられるかもしれません。ですが、私が1件ずつ開いて確認してきた治療院のホームページ4,960件のうち、6割以上は、決めさせるための工夫にページの大半が割かれていて、決めるための材料のほうが足りていませんでした。

では、何を置けば一瞬で決められるようになるのでしょうか。

ここでは、トップページに載せる情報と、その並び順を決めるための5つのステップを紹介します。私が支援した治療院では、この考え方でホームページを回収した結果、公開から3週間で流入数は130%まで増え、月の新規予約数が約50件に到達しました。

それでは、順に見ていきましょう。

ステップ1|自院のマーケティングコンセプトを決める

制作に取りかかる前に、自院のマーケティングコンセプトを決めてください。

なぜなら、コンセプトが決まっていないと、載せる情報を選ぶ基準がどこにもないからです。基準がないまま作りはじめると、他院のトップページを開いて、そこにあるものをそのまま並べることになります。これが、いま業界で起きていることのほとんどです。

決めるのは、次の3つです。

  • 誰に届けるのか
  • 何を届けるのか
  • なぜ、それを届けるのか

マーケティングとは、この「誰に」と「何を」を結びつける活動です。そして、その2つを結びつける原動力が「なぜ」にあたります。この3つが決まらないうちにデザインの話から入ってしまうと、往々にして、出来上がったあとで作り直すことになります。

紙に書き出しながら、順に決めていきましょう。

「誰に(WHO)」:助けたい人を、困っている場面で書く

「誰に」は、その人が困っている場面まで降ろして書いてください。なぜなら、属性で書くと、そこから載せる情報を決めることができないからです。40代女性、という粒度で止まってしまうと、トップページに置くべき項目が1つも出てきません。

たとえば、こういう粒度まで降ろします。

  • 朝起きたら腰が動かなくなっていて、今日中になんとかしたい人
  • 産後の骨盤の不調を相談したいが、子どもを預ける先がない人
  • 部活の大会が2週間後に迫っていて、それまでに肩を戻したい中学生とその保護者

ここまで降ろすと、自院が引き受けられる人と、引き受けられない人の線も同時に見えてきます。その線が、次の「何を」に直結します。場面まで書き出してから、次に進んでください。

「何を(WHAT)」: 実際に提供しているものだけを書く

「何を」は、いま実際に提供しているものだけを書いてください。
なぜなら、ここで背伸びをすると、掲げたものと実際に受けられるものがずれたまま患者さんが来院することになるからです。そのずれは、口コミという形で戻ってくると考えてください。

書き出すのは、次の3つです。

  • 対応している症状や分野
  • 施術に対する考え方
  • あえてやっていないこと

3つ目を落とさないでください。回数券を置いていない。ダイエットのメニューは扱っていない。しびれを伴うケースは整形外科をご案内している。やっていないことを並べると、自院が何をする院なのかが浮かび上がってきます。そしてここが定まるほど、他院と重ならなくなるわけです。

やっていることと、やっていないことを、両方書き出してください。

「なぜ(WHY)」:絶対にやりたくないことから決める

「なぜ」が出てこないときは、絶対にやりたくないことから考えてください。

なぜなら、やりたくないことのほうが、はっきりした言葉で出てくるからです。やることを聞かれると人は無難な答えを探しますが、やりたくないことを聞かれると、実際に見てきたものが出てきます。

私はクライアントに、必ず次の3つを聞いています。

  • 10年後、この業界でどのような存在になっていたいですか
  • 今の仕事を通じて、どのような人を、どのような状態から救いたいですか
  • 反対に、今の仕事を続けるうえで、絶対にやりたくないことは何ですか

3つ目を聞くと、たいてい具体的な場面が返ってきます。回数券を売るために不安を煽るようなことはしたくない。良くなった人を無理に通わせたくない。そういう答えが出てきたら、そこから逆算すれば、やることの輪郭が決まっていきます。

やりたくないことを言葉にしてから、届けたいものを書き直してください。

ステップ2|トップページを開いた患者さんの状況を設定する

コンセプトが決まったら、トップページを開いた患者さんの状況を設定してください。

ここでいう状況とは、その人がトップページを開いた、まさにその瞬間の状態を指します。何が起きて探しはじめたのか。いま、どこで、何を確かめようとしているのか。年齢や性別のように、その人にずっと貼りついている情報とは別のものです。

ステップ1の「誰に」で書いたのは、その人が普段どんな困りごとを抱えているか、というところまででした。ここで決めるのは、その困りごとを抱えた人が、いま画面を開いているその瞬間です。同じ腰痛の人でも、寝る前に布団の中で調べているのか、職場の休憩室で調べているのかで、確かめたいことが変わります。

そして、どんな状況の人が見ているのかを決めないまま情報を並べても、その情報が要るのかどうかを判断できません。症状の解説を厚くすべきなのか、営業時間を大きく出すべきなのか。答えは状況によって変わります。

状況の書き方と、トップページ特有の事情を見ていきましょう。

いつ、どこで、何が起きて、何を確かめようとしているのかを書く

状況は、いつ、どこで、何が起きて、何を確かめようとしているのかまで書いてください。

なぜなら、この4つが埋まって初めて、置く情報の優先順位が決まるからです。腰痛の人、という粒度のままでは、載せるべき項目が1つも出てきません。ところが「金曜の夜21時に、寝返りで目が覚めるようになった腰を抱えて、スマホで検索している人」まで書くと、置くべき情報が自然に決まります。土曜日は開いているのか。当日でも予約が取れるのか。この2つが分からなければ、その人は先へ進めないわけです。

書き方は、次の4つを埋める形で構いません。

  • いつ見ているのか
  • どこで見ているのか
  • 何が起きて探しはじめたのか
  • 何を確かめようとしているのか

症状ページなら、ここで1つの状況に絞り込みます。トップページは事情が違います。

トップページを開いた人は、比較検討の段階にいる

トップページの状況設定は、比較検討の段階に置いてください。

なぜなら、トップページには、あらゆる入口から人が入ってくるからです。地域名で検索した人、紹介された院の名前を確かめに来た人、AIの回答に出てきた名前を検索した人、看板を見て院名を打ち込んだ人。入ってくる理由はばらばらですが、共通していることが1つあります。

その人たちは全員、この院に行くかどうかをまだ決めていないということです。

つまり、他の候補と並べて見比べている最中です。だからトップページで求められるのは、比べるための材料です。症状の詳しい解説は、まだ先の話です。自宅から近いか。営業時間に間に合うか。駐車場はあるか。行くに値するかどうかを判断できる材料を、その人は探しているわけです。

症状そのものを深く知りたい人は、このあと症状ページへ進みます。トップページの段階では、その手前の判断が終わっていません。

トップページは、比較検討の段階にいる人に向けて設計してください。

ステップ3|その患者さんに与えたい認識を決める

状況を設定したら、その人に持って帰ってほしい認識を決めてください。

なぜなら、認識を決めていないと、情報を足すか足さないかの判断が「あったほうが親切かどうか」になってしまうからです。その基準で足していくと、ページはいくらでも伸びます。

認識の書き方と、認識に含めるべき中身を見ていきましょう。

認識は、患者さんの言葉のまま書く

与えたい認識は、患者さんが心の中でつぶやく言葉のまま書いてください。

なぜなら、こちらの言葉で書くと、ただの願望で終わってしまうからです。「信頼できる院だと思ってもらう」と書いても、そこから置く情報は決まりません。患者さんの言葉に置き換えると、何が足りないのかがはっきりします。

たとえば、こう書きます。

  • 「ここなら、明日の朝いちで行けそうだ」
  • 「この腰の痛みは、対応してもらえるらしい」
  • 「初回で3,000円くらいか。それなら出せる」
  • 「駐車場があるから、子どもを連れていける」
  • 「柔道整復師が3人いる。国家資格を持った人がやってくれる」

こう書き出すと、それぞれの認識を作るために何が要るのかが、そのまま見えてきます。「明日の朝いちで行けそうだ」と思ってもらうには、営業時間と当日予約の可否が要ります。「それなら出せる」と思ってもらうには、初回料金だけでなく2回目以降の料金も要ります。

認識を患者さんの言葉で書き切ってから、次のステップに進んでください。

「行かない」と決めてもらうことも、成果として数える

与えたい認識には、「この院は自分には合わない」という判断も含めてください。

なぜなら、合わない人に来院してもらっても、その人にとっても院にとっても良いことが1つもないからです。しびれを伴う腰痛で来られた方に、整形外科をご案内することになる。ダイエット目的で来られた方に、うちはやっていませんとお伝えすることになる。どちらにとっても、失われた時間です。

だから、対応していないことも書いてください。

  • 対応していない症状や分野
  • 病院や他院をご案内するケース
  • 提供していないメニュー

書けば、来院数そのものは減るかもしれません。ですが、来院した人のうち実際に施術に入れる割合は上がっていくはずです。そして、行かないと決めた人は、あなたの院を悪く言う理由を持たずに離れていきます。

読んだ人が「行かない」と決められるページにしてください。行く人と行かない人の両方がその場で判断できて、初めて一瞬で決められる状態になります。

ステップ4|状況と認識のギャップを埋めるストーリーで構成する

状況と認識が決まったら、その2つのギャップを埋める順番で、ページを構成してください。

なぜなら、載せる情報も、その並び順も、このギャップから決まるからです。開いた時点で患者さんが持っている認識と、持ち帰ってほしい認識。その差を埋めるために要るものだけが、トップページに載る情報になります。

ここが、このステップの判定基準です。

その情報がなければ、与えたい認識にたどり着けないか。

たどり着けないなら載せます。あったほうが親切だという程度なら、ステップ5で下層ページに飛ばします。迷ったときは、来院する前日の患者さんを思い浮かべてください。その人が確認したくなる情報なら、トップページに置いて構いません。

それでは、ギャップの埋め方を見ていきましょう。

ギャップを書き出してから、置く情報を決める

置く情報は、ギャップを表に書き出してから決めてください。

なぜなら、頭の中だけで決めようとすると、思いついた順に足していくことになるからです。表にすると、埋まっていない認識と、余っている情報の両方が一度に見えます。

3列で書きます。

開いた時点で持っている認識 与えたい認識 埋めるために置く情報
名前を聞いたこともない院だ 国家資格を持った人が施術する院だ 院名、院長名、施術者の人数、保有資格、顔が分かる写真
自分の症状に対応しているか分からない この腰の痛みは対応してもらえる 対応している症状と分野、対応していないケース
どこにあるのか、行けるのか分からない 車で10分。駐車場もある 所在地、最寄駅からの距離と徒歩の所要時間、目印になる建物、駐車場と駐輪場
仕事帰りに間に合うか分からない 19時15分までに入ればいい 営業時間、最終受付の時間、定休日、当日予約の可否
いくらかかるか分からない 初回3,000円、2回目以降は4,000円 料金、決済手段
どうやって予約するのか分からない 電話でもLINEでも取れる 電話番号、その他の連絡手段、予約制かどうか

この表の右の列が、そのままトップページに載せる情報の一覧になります。そして左の列を上から順に見ていくと、患者さんが判断を進めていく順番が見えてきます。その順番で並べたものが、トップページのストーリーです。

網羅的な項目の一覧が必要でしたら、治療院がホームページ制作で成果を出すための281の行動リストのトップページの章に44項目を並べています。表を埋めたあとの抜け漏れの確認に使ってください。

基本情報を、できる限り上部に置く

表から出てきた情報のうち、治療院の基本情報は、できる限りページの上部に置いてください。

なぜなら、比較検討の段階にいる人が最初に確かめるのが、そこだからです。所在地、営業時間、料金、駐車場。この4つが上部にないだけで、その人は判断を保留したまま次の候補へ移っていくことになります。保留は、行かないという判断より厄介です。戻ってくる理由が残らないからです。

そして、何を先に見せるかは、ステップ3で決めた認識の順番から決まります。デザインの好みで動かしてよい部分ではないと考えてください。

情報は、患者さんが判断できる粒度まで書く

置くと決めた情報は、患者さんがそれだけで判断できる粒度まで書いてください。

なぜなら、項目があること自体には価値がないからです。価値が生まれるのは、読んだ人が「行ける」「行けない」を決められたときだけです。駐車場あり、とだけ書かれていても、その人は決められません。何台あるのか、埋まっていたらどうすればいいのか。そこまで書いて、初めて判断の材料になるわけです。

よくある書き方と、判断できる書き方を並べてみます。

よくある書き方 判断できる書き方
駐車場あり 院の前に3台。満車のときは、隣のコインパーキング(徒歩1分)をご利用ください。駐車券をお渡しします
営業時間 9:00〜20:00 9:00〜20:00(最終受付19:15)。19時以降のご予約は、前日までにお願いしています
腰痛・肩こり・スポーツ障害に対応 腰痛、肩こり、スポーツ障害に対応しています。しびれを伴う場合や、外傷の程度によっては、提携している整形外科をご案内することがあります
お子さま連れOK ベビーカーのまま入れます。段差はありません。施術中はスタッフがお預かりします(キッズスペースはありません)
初回 3,000円 初回 3,000円(初回検査料を含む・税込)。2回目以降は1回 4,000円。所要時間は40分前後です

右側には、対応できないことも入っています。キッズスペースはない。外傷の程度によっては整形外科をご案内する。都合の悪いことまで書いてあるページのほうが、読んだ人は信じやすくなるものです。伝えるべきことが漏れていないぶん、当日になって困る確率も下がります。

そして、ここで書ける中身は、すべてあなたの院にしかないものです。駐車場が何台あるか、最終受付が何時か、どんな症状のときに他院や病院をご案内しているのか。どれも、調べたところで出てきません。書いた時点で、他院と重ならなくなるわけです。

判断できる粒度まで書き切ってください。

縦長のLPの形に積み上げない

情報を並べるとき、縦長のランディングページの形には積み上げないでください。

なぜなら、あの形は広告が主流だった時代の作り方だからです。広告から流入した人を、そのまま上から下まで読ませて、一枚で申し込みまで持っていく。10年前ならそれで結果が出ていました。ところがいまは、患者さんは検索からも、地図アプリからも、AIの回答からも、看板や紹介からも入ってきます。入口がばらけているのに出口を一本の縦長ページに固定すれば、その効果の大部分は失われてしまいます。

具体的には、次のような形のことを指しています。

  • 検証のしようがない大きなキャッチコピーが、画面いっぱいに置かれている
  • 院長と患者さんのツーショット写真が、必要な枚数を超えて並んでいる
  • 他院や医師のやり方を引き合いに出して下げ、そのうえで自院を持ち上げている
  • 実態の説明がないまま、肩書きだけの推薦コメントが置かれている
  • 初回料金の安さが、いちばん大きな文字で打ち出されている

1件ずつ開いて数えた4,960件のうち、少なく見積もっても6割、およそ2,976件以上がこの形でした(2026年8月19日時点)。体感ではもっと多いように思います。

念のため申し上げると、キャッチコピーも、写真も、料金の掲示も、それ自体は必要なものです。料金は書くべきですし、施術者の顔が分かる写真も要ります。問題は、それらを「その場で決めさせる」ために積み上げていく作り方のほうにあります。その作り方をとった瞬間、載せる情報を選ぶ基準が、判断のために要るかどうかから、気持ちが動くかどうかへ、静かに入れ替わっていくからです。

推薦コメントも同じです。実際にその院の価値を感じている方が、実態に沿ってコメントしているなら、載せて構いません。載せてはいけないのは、中身の説明がないまま肩書きだけを借りているコメントのほうです。

ギャップを埋める順番で並べてください。

ステップ5|ストーリーから外れるものと細部を、下層ページに飛ばす

ストーリーから外れる情報と、細部にあたる情報は、下層ページに飛ばしてください。

なぜなら、判断できる粒度で全部を書けば、トップページはあっという間に膨れ上がるからです。それを縦に伸ばしていけば、結局は縦長のランディングページに戻ってしまいます。

飛ばすかどうかの線は、次の1点で引きます。

それは、比較検討の段階にいる人にとって、いま要る情報か。

いま要るならトップページに残します。行くと決めたあとに確かめる情報なら、下層ページに飛ばします。

分け方と、飛ばしたあとの置き方を見ていきましょう。

トップページには主要な情報、下層ページには網羅的な情報を置く

トップページには主要な情報だけを置き、網羅的な情報は下層ページに置いてください。

なぜなら、この2つは読む人の状態が違うからです。トップページを見ている人は、行くかどうかをまだ決めていません。下層ページまで進んだ人は、行く前提で細かいことを確かめています。同じ項目でも、必要な深さが変わるわけです。

たとえば、次のように分かれます。

トップページ(主要) 下層ページ(網羅的)
所在地、最寄駅、駐車場の有無 当院案内。駅からの道順を写真付きで、フロアの位置、エレベーターの有無、満車時の代替案まで
対応している症状の一覧 症状ページ。症状ごとに、施術の方針と理論と方法、選ばれる理由、よくある質問まで
代表的な料金 料金ページ。メニューごとの料金、追加料金の有無、通院の目安回数と想定の合計金額まで
施術者の人数と顔写真 スタッフページ。経歴、保有資格、研修歴、得意領域まで

トップページと当院案内は、項目の大部分が重複します。それで構いません。重複を避けようとしてトップページから所在地を外すほうが、よほど損をします。

症状ページの中身については、治療院の集客を倍増させる症状ページのテンプレート【5つの要素】で5つの要素に分けて解説しています。

飛ばした先には、導線と要約を並べて置く

下層ページに飛ばすときは、そのページへの導線と、そのページの要約を、必ず並べて置いてください。

なぜなら、リンクだけでは、患者さんはその先に何があるか分からないまま押すかどうかを決めることになるからです。分からないものを押す人は多くありません。要約が1行あるだけで、その先に自分の知りたいことがあるかどうかが分かります。

たとえば、こう置きます。

腰痛でお困りの方へ
腰の痛みを、どういう考えで、どこから整えていくのか。
問診で確認すること、施術の流れ、通院の目安をまとめています。
→ 腰痛のページを見る

リンクの文言も具体的にしてください。「詳しくはこちら」では、どこへ連れて行かれるのかが分かりません。「腰痛のページを見る」「料金を確認する」のように、行き先が読める言葉にします。

このとき、メニューの数は5つから7つ程度に収めてください。多すぎると、選ぶこと自体が負担になります。そして、予約や問い合わせの導線だけは、メニューの中に埋めないでください。

トップページから1回のクリックで、主要なページのすべてに行ける状態にしましょう。

※注意点

トップページを整えても、飛ばした先のページが空のままなら、成果は限られます。私の経験では、下層ページの中身が薄いサイトは、トップページをどう作り直しても頭打ちになります。飛ばし先を用意する作業と、トップページを整える作業は、同時に進めてください。

患者さんが一瞬で来院を決められるトップページを作ろう

トップページに載せる材料は、すでにあなたの手元にあります。

何台停められるのか。最終受付は何時なのか。どういう症状のときに整形外科をご案内しているのか。ベビーカーのまま入れるのかどうか。どれも、あなたが毎日その場で答えていることです。新しく用意するものは、ひとつもありません。自分にとって当たり前になっていることほど外から見ると際立って見えるもので、そこが厄介なのだと毎回思います。

まずは、今日の受付で患者さんから聞かれたことを、答えごと書き出してみてください。それが、ギャップ表の右の列そのものです。

参考までに、弊社の進め方をお伝えします。トップページの設計は、必ず私が担当します。ただし、載せる情報の中身は、必ず院長ご自身に出していただきます。現場で何が起きているかを判断できるのは、そこに立っている方だけだからです。ここばかりは、弊社が代わりに書くことができません。

そして、これは集客の技術の話ではありません。あなたの院に行けば良くなったはずの人が、行き方も、開いている時間も、いくらかかるのかも分からないまま、別の院を選んでいく。その取りこぼしを減らすための作業だと考えていただければ十分です。

自院のホームページを開いて、上から順に読んでみてください。それで行くかどうかを決められるかどうかは、一目瞭然のはずです。

コンセプトを決めて、状況を設定して、認識を決めて、ギャップを埋めて、残りを下層へ飛ばす。この5つの順番さえ守れば、まず外すことはありません。駐車場の台数と最終受付の時間を書き足しただけで問い合わせの内容が変わったのか、と驚かれることもあるはずです。

トップページの設計についてご相談があれば、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

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マーケティングの成果を倍増させるためには、マーケティングの設計からスタートしなければいけません。あなたの情熱や強みを言語化し、需要と結びつけ、戦略を設計し、施策と連動させる一連のプロセスが必要です。

そして、その中心にあるのが「コンテンツ」です。ユーザーにとって本当に価値のある『良質なコンテンツ』の存在が、ビジネスの成果を中長期的に飛躍させてくれるからです。

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